貯金、できますか?
私は性格的に貯金がまったくできないタイプだと思っています。
通帳に残高があって、すぐにでも引き出せる時点で、心の中で【まだ○○円は残高にあるから】と、買い物をしてしまったり、クレジットカードで決済してしまいます。
なので、いつも給料日前には残高が無くなります。
余って自然にお金が増えていく。。。みたいな生き方はできないタイプですw
そんな私でも、今計画的に貯金ができるようになりました。
今回は計画的に貯金ができた方法をご紹介いたします。
誰でも積立貯金ができる!たった一つの方法~簡単に引き出せないようにしておく~
まず、方法のお話しの前に、簡単な答えをまず出しておきます。
強制的に、簡単に引き出せないところにお金を入れてしまえばいいのです。
そうすると、使うに使えないお金がプール(貯蓄)されるわけです。
1ヵ月、2カ月、3か月。。。5年、10年と、そのままにしておけばそれなりのお金が溜まるわけです。
基本的にはこれ以上貯金を強制的に行う方法はないでしょう。
ただ、私は若かりし頃、そうだ。そうだよ。そうすればいいんだと、定期積立を設定しましたが、1年と持たずに解約しました。
例えば月3万円だと、年間で36万円です。10年黙って積み立てていれば360万ですが、わかっていても目先の利益に目が行くと言いますか、我慢ができるタイプではありませんでしたw
こういうコツコツ積み立てができないタイプの方も結構多いんではないでしょうか。
それはなんでなのか。。。結論はこれです。
積立貯金が面白くない!
なんで貯蓄ができないんだろうと、自分を分析した時に気づきました。
今解説した通り、電卓をたたけば何年後にいくら溜まるのか計算できます。
もう5年経過してしまっていればたぶん、そこそこ貯金できているので、もう何年頑張っていくらになったら、家を買おうとか、車を買おうとかそういうことも考えられるのだと思いますが、スタートから1~3年というのはまだそこまで溜まっていない。だから、なんというのでしょうか空虚な気持ちになると言いますか。。。
積立貯金は簡単に言えば、毎月決まった金額をブタさんの貯金箱に貯金しているのと同じですからね(多少は金利がつきますが今の時代、ほぼないに等しいですしね)。
たぶん、私はそれが面白くないんです。
そのお金をパチンコで使えば1万円が10万円になるかもしれないくらいの浅はかな考えです。
アリとキリギリスのお話しで言えば完全なるキリギリスです。
ちゃんとできる方は【何を言ってんだ。。。そのくらいできるでしょ】とお思いでしょうが、できない人間もいるんです。
私はそのタイプです。
さて、そんな私がどうしてそれでもコツコツと貯金ができるようになったのかお教えします。
多少でも変動することがうれしい積み立て投信など
やっぱりそういうことか。とお思いでしょう。
はい。そうです。証券口座を開設して証券会社で積み立て系の投資です。
これには理由があります。多少の値動きはあります。うまくいけば年利10~20%くらいの利回りで運用できることもあります。
そして、その割に下落は少なく、マイナスになったとしても10%とかその程度でしょう。
様々な投資信託銘柄がありますので、自分の性格に合ったものをお選びいただければいいと思います。
この銘柄を選べるところが、貯金が苦手なかたでも、楽しんでやれるのではないかと考えています。
投資信託は株取引よりマイルド
私は積み立ての一部は投資信託にしています。
投資信託というのは、プロの方が投資信託に皆様が預けたお金で、目論見書に書かれているような市場に投資を行います。
例えば、J-REIT(リート)系の投信であれば、日本の不動産市場に投資します。
都市部のマンションや大きな宅地開発などに使い投資し利益を得ます。
例えば、ソブリン系の投信は先進国の国債などに投資し、利益を得ます。
投資信託は様々な目標を設定して投資してくれる銘柄がありますので、ご自分の性格にあった投資信託銘柄を選ばれるのもいいでしょう。
私は米国S&P500というものの2倍の動きをするといわれている投資信託に積み立てしています。
新型コロナウィルスの影響で一時的に下落したタイミングでほかの銘柄からこちらの投信に振り替え、そのうえで積み立て設定を行いました。
まだ半年程度ですが利回りにすると10%以上のプラスを計上しており、安心して
値上がりだけではなく値下がりもあります。
ただの貯金と違って投資信託は要は投資です。
うまくいけば値が上がり、プラス収支になりますがうまくいかなければマイナス収支になることもあります。
とはいえ、投資信託は値上がりも値下がりも株や先物、FXのような大きな値動きをするものではないので、多少目減りするかお小遣い程度増えるかといった程度です。
とはいえ、投資信託の銘柄を作っている人たちもプロです。
よほどのことがない限り基本的に利益を上げやすいものが多いので、自分の性格に合ったものを選ばれるといいでしょう。
将来毎月配当型の投信などに組み替えることで、年金プラスアルファ?
若いうちは貯金の代わりに投信積み立てを行っていくのでいいでしょう。(なので、再投資がたという形式を選んでおくことで、配当金もさらに投信積み立てにまわすことで、複利的に膨れ上がる。)
その後、60歳台~70歳台となったとき、年金受給生活者になったときにこの積み立てた投資信託が活きてくるはずです。少なくとも解約すればそれなりにまとまったお金が手元にある状態になります。
何百万~何千万か積みあがっているはずです。
その積みあがった投信を一度解約し、次は毎月配当型(配当受け取り型で契約)といわれる投信に組み替えたりすることができます。
毎月配当型投信というのは、毎月毎月決算配当金がもらえる投信です。
調子がいいときは値上がりしてかつ、さらに毎月配当がもらえる可能性もあります。
毎月配当型ということは投信を持っていると毎月配当金がもらえるわけですから、自分の資産を取り崩すことなく配当金というボーナスを受け取ることができます。
(毎月配当型投信は値下がりしやすいといわれていますので、資産価値が下がる可能性もありますのでバランスを考えて組み合わせることが重要です。)
投信積み立てのいいところは、何よりも【貯金を下ろすよりも現金化しにくい】ところです。
もちろんネットバンク系証券会社などはワンクリックで解約現金化手続きができますが、最終的に現金化され自分の手元に現金として入ってくるのは10日後だったりします。
なので、刹那的に現金が欲しいといってもすぐに現金にならないので、解約するにしても計画的に解約しなければけませんので、こちらに積みあがった資産は崩しにくい資産になります。
なので、私のような貯金が苦手な人でもほぼ強制的に貯金ができる構図になっています。
ラップ口座で収支もプラス??
私は積み立て資金の一部は投信で、もう一部はラップ口座で積み立てをしています。
こちらは先述の投資信託のようなものを複数組み合わせて、その証券会社のディーラー(要は投資のプロ)に資金運用を任せることができる口座です。
こちらはあまり自身で選ぶ要素はないのですが、やはり、プロに任せて運用しますので安定して収益を積み重ねやすいものになります。
投信もラップ口座も、マイナスがあっても比較的小さく、その分プラスも小さいですが、ただ貯金するよりましといった程度ですがどちらも解約から現金化までに一定の時間がかかるため、貯金ができない性格の方には向いていますし、また、ただただお金が積みあがるだけでは面白くないと思ってしまう方に向いています。毎日の値動きを見ているだけでも楽しいものです。
リスクとリターンを考えてFXで投資
こちらは積み立てというより、自分の小遣いの毎月の余りをFX口座に入れて運用しています。
こちらは自分で作った自動売買ソフト(MT4のEAを自作しています)で自動運用しています。
現状は収支はいいとは言えませんねwしかし、ここ数年でEAを改善に改善を重ねてきまして、いよいよプラス収支を計上できるようになってきました。
こちらはリスクも大きいですが、リターンも大きいです。小遣いの余りでやるようにしていますので、身を滅ぼすこともありませんし、安定して積み上げているのは投信積み立てのほうですから、こちらは大きなリターンを狙うために小遣いの余りをレバレッジの効くFXに使っています。
趣味と実益を兼ねた一口馬主投資
そして、現在一番大きなリスクとリターンを考えて投資しているのが一口馬主投資です。
一口馬主というのは競走馬を複数口に分けて投資できるようにしたファンド(投資種目)です。
出資した馬が競馬レースに出走し、入着した場合の賞金が配当となります。
1000~3000万円程度の募集価格の馬が多く、そして、100~500口程度に割って募集されている馬・クラブが多いです。
私は今は400~500口募集のクラブの馬に複数頭出資をしています。
こちらも、自分の小遣いの範囲でやっています。
400口募集の馬がもし、G3クラスの重賞に優勝すると約10万円の配当金です。
2000万円程度の募集価格の馬が多いのですが、そうなると一口5万円の出資で重賞1勝で10万円になります。重賞に出走するまで出世するには3賞程度していないといけませんのでその重賞に出走するまでの間に5000万円程度の賞金を稼いでいる可能性が高く、そうなるとそこまでに配当として10万円あることになります。
このような制度のファンドに投資しています。
といってもこちらは趣味の部分も大きく、何せ自分の出資した馬が競馬のレースに出走してくるわけです。いわば疑似的な馬主のような感覚です。
愛馬がレースに出る喜び、レースで勝つ喜び、大きなレースに出走してくる感動と一緒に配当金がもらえる可能性があり、競馬が好きならたまらない制度です。
もちろんどの馬も重賞に出れるわけではなく、その壁は非常に高く狭い門です。
なので、小遣いの範囲内での楽しみであり、大きく稼いでくれる馬が現れれば一発大逆転みたいな投資です。
私は馬券を買わず、馬を買って競馬を楽しんでいます。
一瞬で紙くずになるようなことはなく、その5万~10万円の出資で数年楽しめます。
うまくすれば有馬記念や日本ダービーなどに参戦してくるかもしれません。もしかしたら勝つかもしれません。
そして、収支を安定させるために、私は血統という分野から徹底的に分析できるようにプログラムを作りました。
まとめ
貯金が全くできない私ですが、今は金融商品を買うことで現金化しにくい資産を積み上げています。
性格的にただ貯蓄していくのが合わないので多少のプラス・マイナスを楽しめるように、投資信託などを使って積み立てしています。
今日は上がった、明日は下がった、総理大臣が変わったから動いた、こういうちょっとしたことですが、たのしいものです。
投資種目としては、一つは安定してマイナスもプラスも比較的小さい投資信託・ラップ口座で毎月定期的に貯金代わりに積み立て投資しています。
こちらが最も大事で、将来のために計画的に積み立てているものです。今のところ調子も良く、大きなプラスを計上しており、このままいけば自分が隠居したころには夫婦で食べていけるくらいの蓄えにはなるのではないかと思っています。
次は、多少のリスクと大きなリターンを狙って、小遣いの余りをFXと一口馬主に投資しています。
ポイントは小遣いの余りでやるという投資です。
小遣いなので趣味に使うのが普通です。私は以前は、パチンコや馬券で小遣いを使っていました。
今はその馬券を買うお金で馬を買っています。
パチンコをしない代わりに、FX口座に入金しています。
これらは、どちらも、いきなり1時間後に0円になるということがほとんどなく、馬の場合は1歳馬の時点で出資し、普通に丈夫で出走していれば3~5歳まで引退しません。
5歳まで引っ張れたとしたら一口5~10万の出資で、5年近く楽しめることになります。
FXについては、口座残高が増えるように頑張って売買するわけです。どちらもリスクは高く、0か100かみたいな感じになる可能性もあります。
いい時も悪い時もありますが、パチンコのようにかからなければ1時間で1万~2万の負けというものとは違います。
これらに毎月コツコツ余ったお金を積み上げていくことで、全体の残高も増えていきますし、うまくすれば投資成功で残高が増える可能性もあります。
楽しみながら貯金をする。
皆様も一度試してみたらいかがでしょうか?