エヴァンゲリオンの世界を私が考えた内容をまとめます。
まとめ~エヴァンゲリオンの世界はTV版から新劇場版まですべて繋がっている~
もくじ
人類補完計画とは・・・
まず、私の考察のまとめですが、私はTV版から旧劇場版、新劇場版序・破・Qとすべてが繋がっていると考えています。そして、シン・エヴァンゲリオンはその真(シン)相がわかり、新しい(シン)ストーリーが繰り広げられる映画となると思っています。
まずエヴァの世界の設定としては、セカンドインパクト~サードインパクト(2000年~2015年)を、壊れたカセットテープのように繰り返している世界があって、そのうちの一部がTV版となって切り取られたと考えています。
だから、TV版以前にも同じように繰り返している世界があると。だから、TV版のタイトルは【新世紀エヴァンゲリオン】なのではないかと。新世紀(その前にも世紀があったということ。これは、西暦でいう、20世紀とかのことではないと思っています。新しい世界という意味で新世紀なんだと。)
TV版は新劇場版から見ると、1世代前のセカンドインパクト~サードインパクトの世界(いわばTV版/旧劇場版)で、新劇場版はTV/旧劇場版のサードインパクトが起き、サードインパクトで開いたガフの扉の向こう、それが新劇場版ではセカンドインパクトとなって繋がって、ほとんど同じような世界がまた繰り返される世界です。ポイントは【同じような】世界であって、同じ世界ではないことです。サードインパクトが起きること(トリガーがなになのかで次の世界は少し変わると思っています。)でリリンは一つの魂となって、他の使徒同様、人類の別の可能性になります。
で、新しく繰り返すことになるセカンドインパクト時点で、サードインパクトを起こすアダムとリリスから生まれたリリンが新しいセカンドインパクト【新しい世界の人類であるリリン】となる。これを延々と繰り返してしまっているバグった世界ではないかと考えています。
ゼーレはこの世界がセカンドインパクト~サードインパクトを繰り返していて、壊れたカセットテープのように、同じところを延々と繰り返していることに死海文書・裏死海文書・死海文書外典で気付き、サードインパクトのあとの世界に進むことができるように少しずつ世界を変えながら先に進むようにしている。この計画を【人類補完計画】と呼称していると考えています。
で、ゼーレのメンバー自身も現世の人類(リリン)なので、サードインパクトをそのまま迎えてしまうと他の人類と同じようにセカンドインパクト時点に戻ってしまうことにTV版の世界で気付く。(特に記憶的な面でモリセットされてしまう)
だから、TV版のキール議長をはじめとする人類補完委員会のメンバーをゼーレのメンバーとし、モノリス化、ようは肉体を排除し魂を機械に宿すことでいわばリリンではなくなる。そうすることで次の世紀、ようは、新劇場版の世界ではモノリスからスタートするのではないかと思います。ゼーレは魂(記憶)を新しい世界に移せたので、マルドゥック機関も人類補完委員会も必要がなくなった世界、要は一歩前に進んだのが新劇場版です。
TV版と新劇場版でモノリス化したゼーレメンバーがかなり減っていて、新劇場版では7体まで確認できます。
足りない分はサードインパクト→新しい世界のセカンドインパクトへの移行をうまく乗り切れなかったということではないかと思います。
加地がユーロネルフから何かを持ち出し、ゲンドウに渡す。
TV版では卵まで返したアダムだが、新劇場版ではネブガドネザルの鍵というものになっていて、試験管から人間の体というか骨のようなものが生えているようなものです。
そして、Qでゲンドウと冬月がゼーレのモノリスの電源を落とすようなシーンで電源を落とした瞬間にモノリスに移るのがこのネブガドネザルの鍵と酷似した影だ。
だから、この試験管のようなものに魂を移すことでモノリス化できる鍵のようなものであると考えられるし、加地が言うには予備として保管されていたロストナンバーとのことで、ロストナンバー、ロスト→失ったということです。
だから、旧劇から新劇に移ってこれなかった魂分のネブガドネザルの鍵が予備として保管されていて、ゼーレのモノリスは補充可能であるということになる。移行できないリスクを考えると、同じことを考える魂を補充しながら次の新世界に向かわないと、ゼーレが0人になるので、補充用の鍵を用意してあってもおかしくないだろう。
それをこっそり持ち出すということは、ゼーレ的にはモノリス化を望まれていない人物がゲンドウや冬月であり、ゲンドウや冬月、加地であり、それでも魂(記憶)を次の世界に移したい意図があるのかなと思われる。
加地は途中でゼーレとゲンドウの目論見に対して自分の意思が違うことに気づきミサトと行動を共にする方がしっくりきそうだけど。
またゼーレのモノリスの電源をゲンドウと冬月が落とすのだが、状況から見て電源を落とす→死に等しい行為→魂がガフの部屋に戻る→人類(リリン)に魂が宿ることを意味していると思われるので、記憶の引継ぎが行われない。
しかし、ゼーレ01番(おそらくキール)は、【これでよい】と、ゲンドウと冬月のシャットダウンを受け付けている。
これは、ゼーレ的には自分たちがやりたかった、サードインパクトのあとに続く世界。ようは壊れてしまった繰り返しの世界から前に進めたので、ゼーレがゼーレである理由がなくなったので自分たちの魂も浄化してもらって新しいリリンに宿してもらって、また赤ちゃんからやり直すわ!みたいな意図なのかなと思いました。
しかし、おそらく、ゲンドウと冬月(加地も…?かも?)については、ユイの魂をユイの肉体に戻す、というか、エヴァに取り込まれないで済む世界になるまでもう少しセカンドインパクトからやり直したいのかなと思っていて、なので、ネブガドネザルの鍵で、今度は一人ゼーレ・モノリス化したゲンドウが次の新世紀で新世紀のゲンドウや冬月に記憶の引継ぎやアドバイスを行おうとしていて、新世紀を起こすためにフォースインパクトやらファイナルインパクトやらをもくろんでいるのではないかと。
ネルフ、碇ゲンドウの目論見
ゼーレから死海文書・裏死海文書に書かれている内容から、地球では、セカンドインパクトから10数年後にはサードインパクトが発生し、人類が破滅してしまうことを教えられる。
また、それ以上の深いところを独自に調べ、ゼーレとほぼ同じように世界はセカンド~サードを繰り返していることまでただりつく。
ゼーレが人類自らの手で、サードインパクトを起こすためにE計画というものを立ち上げ、その計画の下で、妻であるユイが初号機のコアに魂が溶け込んでしまう。
ゲンドウはゲンドウなりに、冬月とともにゼーレの提唱する人類補完計画を進めつつ、おそらくユイの魂を人の形をしたものに戻す(サルベージ)することも計画。
ただし、現世でサルベージするのは不可能と考えているのか、サードインパクト(次の世界のセカンドインパクト)発生時に、今のこの世界と少し違う状況を作り出し、そもそもユイ初号機コアに取り込まれないようなエヴァを作ることを画策しているように見える。
TV/旧劇場版当初の計画は、ゲンドウの手に卵まで返したアダムを埋め込んでいることからも、自ら(アダム)とユイの肉体たるレイでサードインパクトを起こそうとするも、レイに拒絶される。
おそらくここまではゲンドウも予想の範疇であったのだろうと考えていて、次善の策で、レイがリリスに取り込まれることで、次の策にあたる初号機(要は自分の息子であるシンジとユイの魂が宿る)をトリガーとする策に移る。
ユイがエヴァに取り込まれない世界を作るために、ユイの魂がコアに宿る初号機をトリガー(アダム)とし、ユイの肉体のコピーであるレイをリリスに取り込ませユイの魂(アダム)とユイの肉体(リリス)から生まれるリリン(新劇場版の人類)を誕生させることで、TV版の人類よりユイの要素が強い世界を作り出す。といった計画に見える(TV版/旧劇場版)
その甲斐があってなのか、次の世界(新劇場版)では、コアは交換が可能なコアユニットというものになっており、また、ユイの魂はエヴァ本体に宿っているという設定になった。
ゲンドウと冬月の発言を見ていると、何となく、一回や二回の世界の繰り返しでユイが取り込まれない世界が作れるとは思っておらず、少しずつ修正しながらもう何回か繰り返せばユイはエヴァに取り込まれない世界が訪れることを見越していて、次のインパクト後にはセカンドインパクトに戻らない世界を即座に求めているゼーレと多少の思考の違いが出てきているのではないかと考えている。
ここに、同じようにサードインパクトを迎えようとしているゼーレとゲンドウたちとの違い、ゼーレがゲンドウを完全に信用しきっていないような感じに見えるのはここの違いからではないかと思う。
冬月コウゾウという男
冬月は、もともと、ユイの先生(教授)だ。
おそらく冬月はユイに恋心があったと思う。(これはどうでもいい話だが。。。)
そして冬月の専攻は、形而上生物学という、私たちの生きる現実には存在しない架空の学問という設定だ。
形而上というのは、【形を持っていないもの】、【感性的経験では知り得ないもの。有形の現象の世界の奥にある、究極的なもの。】ということで、ようは、生物学的なことを現実世界で知りえることができないことを知ろうとする学問ということになる。エヴァの世界なら、セカンドインパクト・使徒・人類・そして、私が考えるような繰り返しの世界なのであれば、繰り返しの世界が起きていることを知る学問ということになるのではないか。
ユイはそこの先生の生徒なわけで、冬月とユイがセカンドインパクト~サードインパクトの繰り返しに気づき、この繰り返しに巻き込まれず新世紀に向かい、繰り返しの世界を破壊し、先に進める世界を作るためにエヴァを作ろうとしたという考えができるのではないか。
ゲンドウ(旧劇のゲンドウ、六分儀君)は、ユイ(旧劇のユイ、碇ユイ)と冬月のやっていることに少し気付き、興味を持つ。独自のルートや人脈で同じようなことを掘り下げて調べていきつつ、ユイに近づき結婚し、シンジを産む。
このシンジがトリガーになり得、カギを握っていることに気づき始めたところで冬月に近づくといったところではないだろうか。
新劇場版になって、ゲンドウは碇、ユイは綾波姓となったのは、ストーリーの設定上の問題という単純なものではなく、世界観的な、同じ世界の繰り返しではなく、似た世界の繰り返しだから少しずつ設定がずれていっているという示唆ではないかと思っている。
後にアスカのところでも述べるが、アスカの姓が違うので、旧劇のゲンドウやユイと新劇のゲンドウ・ユイとも旧劇のそれとは別人であるということにもつながると思っている。
新劇場版Q
新劇場版Qは、どこが基準かわからないが、14年後の設定という話になっている。
私はこの14年後の世界というのは、新劇場版のセカンドインパクトが発生してからの14年(旧劇場版から見たらサードインパクトが起きてから14年)だと思っていて、ヴンダーに搭乗しているクルーたちはTV版/旧劇場版から登場している人物だと思っている。
私の考えでは、旧劇場版でシンジが初号機でトリガーとなったサードインパクトは、新劇場版(再度繰り返される世界)ではセカンドインパクトになる位置だと思っていて、新しい世界に現れるシンジやミサト、加地やリツコといった面々は新劇場版の世界では人類であり、リリンである。
旧劇場版の人類たちは新劇場版ではリリンではなく、別の可能性であった使徒である。
なので、Qが始まったのはニア・サードインパクトが発生した直後あたり。
私の見立てでは、Mark.06に搭乗した渚カヲルが、シンジ・初号機をトリガーとして発生しそうなサードインパクトをカシウスの槍を初号機に刺しこむことで止める。(破のエンディングロール後に初号機の開けそうになっているガフの扉が閉じるところ、ミサトやリツコが何が起きているの?と言っているところまでは描かれている。)
ミサトも、リツコも、シンジの搭乗する初号機がわけがわからないままに別のエヴァにガフの扉を閉じられるところまで確認している。
なのに、Qで対面するミサトやリツコ、アスカもニアサード、この今の世界この状態はシンジが起こしたことで起きたような扱いで、非常に冷淡で拒絶している感じだ。
おかしいのだ。
シンジが起こそうとしたサードインパクトはガフの扉が開いた直後にカヲルが搭乗するMark.06によって閉じられているのだ。
また、どうやらその後、カヲルがシンジに語る内容によると、Mark.06は、ゲンドウによって自律制御(要は自動運転)によってまた、内包する使徒によってインパクトの発生を誘発させるらしいので、二ア・サードインパクトの張本人はMark.06のはずであるのだ。
ミサトやリツコはおそらくそこまでを見ていたはず。
なのに、意識が回復したシンジに対してそんな扱いをするのだ。
なので、私はQに搭乗するミサトとリツコは旧劇場版のミサトとリツコで、破までの新劇場版に登場してきたミサトとリツコはニア・サードインパクトによって、他の人類と一緒にコア化してしまい、インフィニティの成りそこないの一部になったと考えている。
では、サードインパクトが、リリンの言うニア・サードインパクトとなったのは・・・
私は旧劇のミサト・リツコ・アスカ・マリ(破から登場するマリは実は旧劇時代人類であるマリであると考えている)あたりがMark.06を止めた(おそらくロンギヌスの槍で)のではないかと思っている。
旧劇のミサトやリツコなら…
旧劇場版のミサトは、シンジに対して、アスカを救いに行くようにエヴァに搭乗することを勧める。
また、アスカにひどいことをしたのなら、生きることで償うことを提案する。
しかし、ミサトは一貫してサードインパクトを起こせとは言わない。むしろ、今の世界をとどめるために、シンジにエヴァに乗ることを勧めているようだ。
その後、ミサトは息が絶えたような状態ではあるがその後LCL化したような描写。着ていた服だけがLCLまみれで残っているシーンがある。(なぜそこからミサトが復活したかは後述する)
リツコは、ゲンドウとレイがいてアダム(と言われているが実はリリスだった磔の白い使徒)のいるターミナルドグマにて、ゲンドウに銃を向けて射殺しようとする。前後の言動から、おそらくゲンドウを殺して自分も死ぬつもりのようだ。リツコはミサトよりもは、多少はゲンドウのやろうとしていることにきづいているところがありそうで、そうであれば殺そうとするのなら、サードインパクトに関しては否定的であったと考えられる。
リツコについては、結果的には返り討ちにあっておそらく死んでしまい、LCLの海に漂う。
後にミサト同様衣服だけが残りLCL化した模様(こちらも復活したと考えている。後述。)
こんなミサトやリツコなら、サードインパクトのトリガーになったシンジのことを否定的に見ているだろうし、Qでシンジがエヴァになるようならトリガーになってフォースインパクトが発動することを懸念してもおかしくないだろう。
どうしても新劇場版のミサトとリツコがQになってシンジに対して否定的になるのが考えにくい。そして、Qに搭乗する、久々に目覚めたことになっているシンジは新劇場版のシンジで、初号機のコアユニットの中からとりだされ、おそらくミサトやリツコから見たら14年間ぶりに碇シンジと全く同じに見える人の形をしたものに再会?するという設定だろう。
ヴィレのメンバーたちが、旧劇のミサトとリツコであると考え、そして、Qの冒頭でUS作戦によって回収される初号機、こちらは新劇場版の初号機で、新劇のゲンドウがヴィレ(旧劇のネルフ・戦略自衛隊クルーの一部が存在していること)に気づき、初号機回収を困難にするために成層圏に打ち上げ保管した。ヴィレは、その新劇の初号機コアユニットを利用することでヴンダーの主機とすることで完成させられるために初号機を回収。
コアユニットに溶け込んでしまっているシンジとレイの魂をサルベージ。なにせ、旧劇場版のミサトとリツコは一度シンジの魂をサルベージしているので、この14年で科学的なノウハウができていてもおかしくないだろう。
それによって、シンジはサルベージされたが、レイについては魂は黒レイに移っているのでサルベージできず、レイが持っていたカセットプレイヤーだけがサルベージされたと。
これが、Qのミサト・リツコ・シンジの対面シーンではないかと考えている。
そして、シンジのシンクロ率0%。
これは、旧劇場版ネルフが調べるシンクロ率調査であれば、シンジはそもそも、旧劇の人類であるリリンとは別の可能性である使徒リリンとなるため、同じようなシステムで新劇シンジが旧劇のエヴァシンクロ率は0%となるだろう。
アスカの存在
アスカは旧劇場版では惣流・アスカ・ラングレーという姓名だった。
新劇場版では式波・アスカ・ラングレーとなった。公式発表では、チルドレンの名前は駆逐艦クラスの●波で統一したいため名字を変えたといわれているが、それなら、シンジのせいである碇であったり、カヲルの姓である渚も変更しても良い。
ネルフスタッフの命名も半端で、リツコとミサトは空母クラスの赤木(赤城)や、葛城で、クルーは青葉とか巡洋艦クラスが多い。
ゲンドウは碇だし、冬月は駆逐艦クラスの艦名だ。
やるならほかのキャストの姓も変更していくべきだがなぜかアスカだけが変更となっている。
他には、ゲンドウは旧劇場版では六分儀という姓で、ユイが碇姓。婿に入ったという設定だったが、新劇場版ではゲンドウは碇姓で、ユイは綾波姓となった。
この微妙な変更は単に統一したいという意図だけじゃない気がするのだ。
アスカ・ゲンドウ・ユイこの3人については、同時に2人いる可能性があると思っている。(シンジもいると思っているがなにせ、トリガーですから、同時存在可能な存在なのではないかと。)
Qの冒頭、US作戦を行っているアスカは、旧劇場版のアスカ。
だから、プラグスーツは旧劇場版で量産型エヴァにぼこぼこにやられて右目はダメになっているし、プラグスーツもボロボロ。
ヴンダーに初号機主機を入れて浮上する際に、点火装置に点火するのに改2号機に搭乗しているアスカは新劇の式波アスカ。
ヴンダーが拠点にしている場所は月だと思っていて、地球に降下してしまったアスカ(惣流)をもう一度月に戻すのはなかなか容易ではないので地球で待機。
セントラルドグマあたりを巡回監視しているとかかなと思っている。
ゲンドウは、旧劇場版でLCLにならなかったということを知っているか。
LCL化する前に魂がどこかに行ったのだ。
であれば、モノリス化して次の世界に記憶を引きついたままったのではないかと思っている。
Qに出てくるゲンドウ。
サングラスのようなものがなんか最新のモノっぽく、また、キールがつけていたサングラスに少し似ている。
また、シン・エヴァの予告でそのサングラスが銃で撃たれたっぽいのにゲンドウが生きていることからサイボーグ疑惑がある。
このゲンドウは実は旧劇ゲンドウではないかと思っている。
破までのゲンドウは新劇の碇ゲンドウ。
Qのゲンドウは旧劇の六分儀ゲンドウということだ。
ユイは旧劇の初号機コアに魂が溶けてしまっていて、その初号機ごと新劇場版の世界にも移行していると考えている。
そして、新劇場版のユイは新劇の初号機本体に魂が溶け込んでいるので、やはり2つの魂がある。
なので、碇ユイと綾波ユイという微妙に別の人物になっていると考えている。
シンジはどちらも碇シンジだが、別もの扱いでもいいが、父と母の姓が違ってきているのでまた別人という考えもできるか。
そして、シンジがカヲルとダブルエントリーシステムのエヴァ第13号機に搭乗した際、第13号機に向かっていくエヴァ改2号機は、旧劇アスカ。
フォースの発動を何とか止め、シンジを見つけるシーンまでのアスカは旧劇アスカ。
そして、一旦エントリープラグから出てL結界密度を調べているアスカは新劇アスカ。
何か事情があって入れ替わったか、実はシンジがすでに2人搭乗していて、新旧アスカが同じようなシーンで同じようなことをしているということなのかもしれない。
なにせ、アスカは新旧2人いると思っている。
シン・エヴァンゲリオン0706作戦
冒頭10分の公開を2020年の07月06日に行った。0706作戦という。
それと、ここまでに製作されてきた予告編などを見ていくと、
まず、8+2号機(=10号機ってことでX)という合体したエヴァが搭乗しそうなこと。
0706作戦で、2号機と8号機の要は部品を調達していること。
本予告で、明らかに8+2号機ではなく単体の2号機が搭乗することを考えると、
2号機自身も2体あるのではないかと思っている。
一つの2号機は8号機と合体させた8+2号機で、もう一体はユーロネルフから回収してきたパーツで修復した2号機なのではないかと。
アスカと2号機が2体ずつあれば予告編などが結構しっくりくるんです。
そして、最後に、本予告でエヴァ第13号機と初号機が対峙しているシーンが一瞬映る。
みんなが思うのは【だれがどの機体に乗ってるの?なぜ一騎打ち?ヴンダーの主機はどうなってる?】の3つでしょう。
これも、新旧でエヴァ初号機があり、シンジが2人いれば一気に解決します。
ヴンダー主機はUS作戦で回収した新劇場版の初号機。
本予告に出てきた初号機は旧劇場版の初号機(搭乗者は旧劇シンジ)。
で第13号機搭乗は新劇シンジ+(カヲルのダミープラグ)
とかじゃないかと。
とおもって、本予告の初号機のツノの緑色、2本か1本か見極めようと思ったけど、ぼやけてて(たぶんわざとかな。。w)1本にも2本にも見える。。。
私のエヴァンゲリオンの世界感の考察はこんなところです。
ミサトやリツコが旧劇の人類だったとしたら、なぜ旧劇の人類が生き残っているのか
これが説明できないと机上の空論になっちゃいます。
一応私的な見解ですが、旧劇場版と言われる、Air/まごころを、君にからみて、なるほどなと思う見解です。
旧劇場版で、シンジが初号機をトリガーとしてサードインパクトを発動させてしまいます。
リリスと同化して例の顔になっている巨大なレイリリスに初号機がロンギヌスの槍ごと中に入っていきます。
サードインパクトは、人類の魂が同化し1つになること(たぶんこれは単体の使徒化)で、アダム、父たる初号機がリリス、母たるレイに取り込まれ、リリンの魂を手の裂け目から吸収するようなシーンが始まります。
しかし、シンジは精神世界のようなところで、母親であるユイにもういいの?と聞かれ運と答え、魂が1つになることを拒絶します。
拒絶したことから、サードインパクトが途中で止まり、巨大なレイは首から裂け、取り込んだ人の魂を血のように吹き出します。
その吹き出したちの一部が月にかかり一直線の線を描きます。
この血は人の魂ですからね。
月にかかった血(魂)は、月に固着しますよね。
そのかかった血(魂)が、ミサトはじめネルフスタッフの魂の部分だったら、魂と肉体が復活した際には月で復活することになりますね。
また、これが荒唐無稽の論理ではないことを示す一つに、新劇場版でカヲルが棺から出てくるシーンがありますが、その棺付近に赤い線がびゅっと一本引かれています。
まさにこれが旧劇サードで巨大レイが吹き出したちのあとだったら。この時点でつながりが示唆されていると思っています。
で、サードインパクトがある程度発生してしまったため、地球上ではやり直しの世界が起きているけど、月には影響していなくて、そこで肉体と魂が復活したミサトやリツコは、旧劇場版の世界の記憶とその時点での肉体のまま復活してしまい、地球では別のミサトやリツコが生まれていて、前時代と同じようなことを繰り広げている。
月にいて、地球に行けるだけの技術も物も無いため、14年かけてヴンダーを建造していると。
そういうような話かなと。(ただ、その月が地球の上で回っている月ではなく、セントラルドグマ深層部付近で地球儀のように回っているあの天体の可能性があると思っていますが。だって、ヤシマ作戦のときに、レイの後ろに映る月には赤い線がないんですもの。)
中田敦彦さんのエヴァ解説
私の考察にかなり近いお考えだなと思いました。
非常に丁寧に整理して解説してくれます。
ながいですが、一見の価値ありです。
友人からの質問
私が、エヴァ好きだとよく宣っていたものですからw10年ぶりに友人からTEL。
一体何事か?と思ったら、エヴァで思い出したと連絡w
質問攻めにあっています。
そのやりとりの一部をご紹介。
エヴァって神様の代理戦争のお話しですか?うーん。。。
まあ間違った解釈ではないですね。。。
アダム(カヲル)と、リリス(レイ)と、リリン(人間)が起こす生き残りをかけた戦争と言えるかもしれませんね。 なるほど~
新劇場版で、アダムがアダムスになりましたが、意味はありますか?いいところに目を付けましたねw
旧劇場版ではアダムは1体で、魂はカヲルに、肉体はゲンドウの手の中で育成されていることになっていたといわれていますね。
新劇場版では、一説には9体のアダム(ス)がいて、まず、セカンドインパクト時に4体現れています。
5体目は、序の最後に出てきたカヲルです。
そうなんです。月に棺が9つあって、4体はセカンドインパクト、5体目が月にいるカヲルということではないかと。
なんで9体なのか。。。これは、一説には、旧劇場版まごころを、君にに出てきて、サードインパクト発生時に初号機と、量産型エヴァで、クリフォトの樹(セフィロトの樹の逆バージョン)を描く際に使われた量産型エヴァが、新劇場版でアダム(ス)になっているという説があり、そうなると9体で数が符合するということだそうです。
なぜ、量産型エヴァなのか。。。この量産型エヴァに搭乗していたのは、カヲルで作ったダミープラグで動いていたことがわかっているからですね。 えぇっ!?
ってことは、旧劇場版のあとの世界が新劇場版ってことですか?そうなりますかねw
それを示す証拠と言いますかそういった類のものがたくさんあるんですよ。 例えば、
新劇場版:序
一番最初のシーン
赤い海から始まりますがあのシーン、まごころを、君にの最後にそっくりです。
また、TV版の始まりは海が青いんですが、新劇場版は海が真っ赤です。
まごころを、君にの最後で描かれるのは海がすべて真っ赤になっているところです。
それに、エヴァンゲリオンサイズの大の字になっている山のあと。これは、新劇場版にも出てきますが、なんかイカのバケモンみたいのと対戦した時に初号機が山に付けた後ですよね。
その後新劇場版で同じシーンが流れますから、一番最初に出てきたあの大の字のあとはいつ付けたもの?ってことになります。シンジはまだエヴァに搭乗していませんし、レイはまだ実験段階で暴走してしまって実践はしていない時なので、旧劇の時に付けた後と考えるのが筋でしょう。
だから、旧劇場版のその後の世界が新劇場版ではないかと。 つぎに、カヲルです。
序、要は私たちが知る限りではラミエルはエヴァストーリー前半の一つ目のヤマですね。まだまだです。
その段階で、もうカヲルが登場します。
登場と言っても一瞬ですし、シンジやレイと接触するわけでもないですが、しかし、その1瞬にものすごいインパクトがあるわけです。
まずは、なぜか月面にいること。
先述したように9つの棺の5個目から出てくること。
そして、【また三番目とは】と、<<また>>と付けるからには前もあるわけで、それは、前作を示しているとしか言いようがないです。
それ、その後いよいよ地球へと降り立つカヲルはエヴァMark.06のコクピット内で【今度こそ君を幸せにしてみせる】と、<<今度こそ>>っていうのは前に不幸になったことを示していて、どう考えても前作を知っているとしか思えない。
そして、Qで、カヲルはこんなことを言います。【1番目の使徒だったぼくを13番目に落とすとは】と言ったようなことを言います。
これは、1番目=アダムだったカヲルを本来は存在しないはずの13番目に落とし込んだという意味にとれますし、
私は、今ここにいるカヲルが次の新しい世界で1番目の使徒=アダムになるはずだったのに、今の世界で使徒にされてしまったことで13番目にされてしまったという意味だと思っています。
なににしても、世界は同じようなところを繰り返しているという示唆かなと。 うはぁ。。。もう一回見直そう。。。
ところで、私には主役が碇ゲンドウに見えて仕方ないんですが。。。
主役はシンジですか?カヲルですか?ゲンドウですか?その気持ちわかりますw
公式設定上は主役は碇シンジで間違いないですが、今のところストーリー展開的には嫁さんに再会したい碇ゲンドウの純愛ドラマのように見えないことも無いですねw ww
ゲンドウは嫁さんと再会したいがために人類補完計画を実行しているのですか?大枠としてはそうですが、厳密にいうと
ゼーレなる組織は、裏死海文書通りに人類補完計画と称した、エヴァを使ってリリン(人類)の魂を一つにしようと計画しています。それによって完全な個体となれると。ようは、登場してくる使徒のような完全個体の種族へとなることで人類(リリン)は、完全な個体となれると。
旧劇場版では量産型エヴァをトリガーにしようとしていて、新劇場版ではおそらくレイを喰ったゼルエル(第10の使徒)をトリガーにしようとしたのではないかと思います。ここにゲンドウの意思が出てきます。
ゲンドウはゼーレの行う人類補完計画の実行者としてゼーレの希望通りの世界を作っていくように見せかけながら最後は初号機をトリガーにしてインパクトを起こし補完計画を実行したいと思っているのではないかと考えています。
なぜなら、初号機にはユイの魂が眠っており、その初号機をトリガーにすることというのは、ユイの魂を中心に人類の魂が1つになることにつながるので、ゲンドウ的にはユイに逢える、この一心でトリガーを初号機にしたいのかなと思っています。ゼーレはそれを良しとしていない。そんなせめぎあいが描かれているように見えています。 うわぁ。。。
すでにもう思考の外すぎて。。。
もう一度TV版から見直しました。
TV版→旧劇場版→新劇場版序・破・Qと、一気に見直しました。
まず一つには、確かに、旧劇場版のラストシーンを見た後に、序を見ると、波打ち際、赤い海は、旧劇場版のラストとほぼ同じですね。序のスタートがこれなら、ほぼその後(もしくは何らかの関わりアリ)という流れは間違いなさそうですね。
そういう見方で見てみると、冒頭に確かに大型の人型がついた山が出てきたり、よく見たら初めての使徒来襲なのに、すでにビルや道路が破壊されていますよね。
これは誰がやったの?使徒は初来襲ですもんね。
カヲル。
確かにまた三番目とは変わらないね君はと言ってますね。
三番目→サードチルドレンであることを言ってるのでしょうかね?
てことは、以前もサードチルドレンとして登場したっていう示唆ですかね。
破。
途中までは普通に進行していますが、まずはマリですね。
旧版には登場しないキャラですよね。
しかし、このマリは一旦新旧どういう絡みで登場しているのでしょうか?また話せば長くなることを聞きますねw
マリの存在はQ終了時点まで不明瞭です。
ただ、マリが冒頭に登場し第三の使徒を撃破した時に【自分の都合に大人を巻き込むのは…】という、思わせぶりな発言をしています。
これは、ゼーレやネルフの意図しないミッションのようなものを持っていることを示しています。
また、加地の存在です。
旧作品ではゼーレと日本国内務省そしてネルフの三重スパイという設定でしたが、私はこの時点で実は三重スパイというものも表の顔で何か別のミッションを持っている四重スパイでもおかしくないと思っていました。
当時はマルドゥック機関というよくわからない団体とネルフ・ゼーレをつなぐ役回りと見せかけていて、実は加地自身がマルドゥック機関そのものを演じていたんじゃないかと思っていたからです。
で、新劇場版。スパイっぽくは見えますが、どうも新劇場版ではスパイ活動はしていない設定ですが、やっぱりゲンドウやゼーレの知らない何かをやっているように見えます。
私はマリの上官というか、マリと加地は同じミッションを持った仲間であると考えていて、破で登場した時点ですでにヴィレを裏で構成し始めているのではないかと思っています。
マリはユーロネルフ所属という扱いになっているようですが、どう見てもネルフに隠れて何かをしていますし、日本に入るときは極秘入国していて、おそらくその時点ではミサトもリツコも知らないだろうと思われるからです。
加地はネルフ所属の人間として堂々と、そして、ゲンドウにネブカドネザルの鍵とかというゼーレのモノリス化するための鍵のようなものを手渡しています。 おおっっとwすでに自分には見えてない。。。
破見直します。。。。見直しました!
マリは確かに、ネルフの知らない隠れミッションのようなものをもっていそうですね。
加地もゲンドウにモノを渡した後は、ネルフ・ゼーレのことを探っているような感じですし、ミサトともダミープラグのことやゼーレなどのことを胡散臭がって調べようとしているが情報が出てこないことを嘆いているようなシーンもありますよね。
なるほど。
この2人が何か別の組織ともつながっていてそちらの組織のミッションに従って行動していると考えてもいいかもしれませんね。
マリが、日本に極秘入国してシンジと屋上でぶつかったシーン。
まずあそこで、SDATが27曲目になったのは意味がありますか?
それと、マリはあの時だれと会話してるんですかね?まじで見直してますねw
そうなんです。
まずSDAT。これは、前作も26曲目まで。序でも、25~26曲目をループしてますが、この26ってエヴァでは意味のある数字です。
そうです。TV版最終話。旧劇場版まごころを、君には、26話目という設定ですからね。
序・破の途中まで25~26をループしているのは、要は旧劇場版で言えば26話目までと同じような話ですよという示唆じゃないかと言われていますね。
で、マリがシンジとぶつかってその時のSDATが27話目を示す。
ようは、この世界が新しい世界へ踏み込んだという示唆ではないかと言われています。 おぉぉぉおおぉ!!
なるほど~~~
確かにあの後からは似てるけど違う話みたいな感じになりますよね。
まずは、アスカとトウジ。
本来3号機に乗って使徒と認識され撃破される、そのエヴァに搭乗しているのはTV版(マンガ版)では、トウジですもんね。
それが新劇場版ではアスカになって。
そして、その後取り出されたアスカは一命はとりとめているが、使徒に取り込まれ精神汚染されている可能性があるということで、使徒封印呪詛紋様が書かれた結界内に封じられていますよね。
似てるけど違うストーリーですわね。
そして、ゼルエルみたいな使徒との戦い。
これも、似てるけど違う。
本来はぎりぎりまだシンクロできていたアスカが2号機で手やら首やらを切られるシーン。レイがN2爆雷で特攻して自爆。どう見ても即死という感じのシーンでした。
また、シンジはエヴァ初号機のコアに取り込まれてしまい、カタチが無くなっていて、リツコがこのLCLの中にシンジ君はいるということで人に戻すとかって言ってやってましたよね。
けど、新劇場版では使徒がレイを零号機ごと喰ってしまい、そして初号機に搭乗するシンジがレイを救い出そうとして気を入れることでトリガーとなりサードインパクトが発生と。いわば、25~26話くらいの話をもう持ってきた感じになっていますね。
新しいストーリー展開になってきたという感じですよね。そして、マリと加地についてですが、
私はこの時点で裏で組織していっているヴィレにすでに加担していると考えています。
その理由というか根拠の一つに、Qでアスカがマリのことを【コネメガネ】というあだ名で呼んでいますが、いったい誰の<<コネ>>なんでしょうね?
考えられそうなのはユーロネルフに出向か何かで行っていたか時くらいしか考えられないんですよね。
まあもしかしたらゲンドウの同級生か何かという設定だったはずなのでゲンドウのコネで入ったことをアスカが知っていてという線もありそうですが敵対勢力のボスのコネでエヴァに乗っているからって、コネメガネなんて呼ばないかなぁと思うと、やっぱり加地のコネでエヴァに乗っているからコネメガネの方がしっくりきますよね。
あと、もうひとつ。破の中で、旧劇場版には一切出てきていないシーンの一つに、シンジの同級生たちで行く、海洋研究所があります。
一説にはこの海洋研究所は実はヴィレを組織する隠れ蓑なのではないかと言われています。
よく見ると、海を青く戻す装置。これ、セフィロトの樹の模様になっているんですよね。
一応なぜセフィロトの樹にしたのかと当時関係者に質問をしている記録があって、回答が、最初は機械むき出しの工場のような絵だったんですけど、エヴァの世界観に合わないということで、セフィロトの樹のような配列を描画したといっていますが、意味のない所に使うと思えず。。。
やっぱ何か重要な意味を持つ気がします。 えぇっ。。。まじか。。。
もっかい見てみます。。。
ほんとだ。。。セフィロトの樹になってる。。。マジすげー。。。マリと加地はいったい何のミッションで動いていると考えていますか?
細かいことは全くわかりませんw
が、マリがQで明らかにヴィレ所属として活躍しているので、ヴィレの思想である、ネルフ壊滅を目的としているのでしょう。なぜネルフを壊滅したいのかはわかりませんけど。。。
あと、マリは漫画版の最終回だかの書下ろしに登場するそうで、そのまりはユイの後輩です。
ユイとほぼ同時期にユーロネルフでエヴァとのシンクロ実験に挑んで成功したのではないかと思っています。
その結果エヴァの呪縛に合うわけですから歳を重ねていない少女のままという設定なら、納得できますよね。
私はマリは新劇で登場していますが存在としては旧劇場版から存在しているキャラで、TVや旧劇場版で一度も出演が無かっただけという設定のキャラじゃないかと思っています。
そんなマリと加地が中心になって、旧劇場版のリツコ・ミサトとともに海洋研究所を隠れ蓑にヴィレを組織していき、Qで、初めて表に出てきた。
そんな話になってるんじゃないかなぁと思っています。 うーーん。。。深すぎる。。。
もっかい、もっかい、最初から見直してみますw
まとめ
- TV版~旧劇場版Air~新劇場版序・破・Qと、すべての世界は縦につながっていて、セカンド~サードインパクトの約15年間を延々と繰り返している世界
- それに気づいたゼーレ・ゲンドウ・旧劇場版のミサトやリツコたちは様々な思惑でインパクトの発動と発動の停止を目論見戦っている
- 新劇場版登場の主要キャスト達は、旧劇の人類(新劇から見たらリリンではない人類となる)と、新劇場版の人類(新劇の世界ではリリン)が混じりながら展開佐ていると考えている。
- Qという映画は、旧劇場版のサードインパクト(新劇場版で言えばセカンドインパクト)から、14年後の世界。新劇場版破のラスト、二ア・サードインパクトが起きた直後の世界のお話し
- 破のラスト、初号機によるサードインパクトについては、リツコやミサトがまだ人の形をしているうちに、カヲルがカシウスの槍っぽいものを初号機に刺すことで止まっている。
- その後、Qでは、Mark.06が槍で止められていることからも、ニア・サードインパクト自身はMark.06をトリガーに発動したもののはずであり、槍で刺された初号機はどこに行ったのか?ということがわからない。(おそらく宇宙空間に打ち上げられている初号機だが、この初号機は旧劇場版のエヴァ初号機の可能性もある。)
- Qでのミサトやアスカ、リツコのシンジに対する冷淡な反応、シンジがトリガーとなるので危険だと言っているのがどうにも腑に落ちない。
なぜなら、シンジ・初号機がトリガーとなって起きそうになったサードインパクト自身は、その直前でカヲルが登場するMark.06によって止められているのだから、あの状態を見ているミサトとリツコがあそこまで冷淡なのはどうしても納得ができない。(アスカはその時は3号機搭乗による初号機との対戦で意識がないはずなので知らないためシンジに対して敵対的な気持ちがあってもおかしくはないが。。。)
- シン・エヴァでは、主役たるシンジがこのような世界であることを知らされ、気付き、まるで劇中劇のような世界に気づき、別のシンジと戦うことになる
というのが私の見解です。