サーバー

php-fpmにapcuモジュールを追加してパフォーマンスアップ

どうにもサイトの重さが気になって仕方がない。。。
やれることはすべてやっておこうということで、phpモジュールを追加しました。

美和
おーなー。
そこまで言いますが、そんなにサイト重いですかね?

静寂さん
そうだねぇ。。。普通にサイトをスマホで、LTEで見ている分には、かなり早いと思うし、ストレスなく閲覧できるくらいのスピードはあると思うんだけどね。
どうしても、GoogleのSearchConsoleで確認したら全然ダメなんだよね。。

美和
先般、サーバーがトラブったときにマシンのスペックもあげたって言ってませんでしたか?

静寂さん
うん。そうだよ。
マシンのスペックを上げたんだけど、それでもやっぱりパフォーマンスがあまりよくない。
で、その最たるのが、サーバーのレスポンスが悪いっていうエラーね。
前よりスペックが上がってるのにレスポンスが悪いって、ありえないでしょw
なので、マシンスペックより、おそらく最適化だろうなと。
てことで、やれることは全部やろうってことでやってみた。

  • MySQL(MariaDB)のメモリチューニング
  • PHP8の採用
  • nginxの採用・チューニング
  • キャッシュシステムの導入(サーバーキャッシュ、WodPress自身でのキャッシュ、ブラウザキャッシュ)
美和
WordPressの最適化って話が出たら最初に行うようなチューニングばっかりですね。
そもそも、先般までのサーバーでは出ていなかったんですか?

静寂さん
サーバーパフォーマンスについては出たりでなかったりで、ぎりぎりのラインだったんじゃないかな。
今回新しくしたことで、明らかにレッドゾーンに入った感じがしてて、DBか、WEBサーバーか。。。どこかそのあたりの反応が悪いっぽいけど、同じようなチューニングはしてるつもりなんだよね。。。
だから、もともと古い方は運が良かっただけじゃないかと思うことにしたw
マシンスペック的にはどこぞのレンタルサーバーよりかなり上位スペックだと思っているから、チューニング次第では改善するはずだと思って改良することにした。
で、今回はapcuというモジュールを導入することでPHP処理の反応速度を上げようと思ったと。

美和
いままでは、マシンの性能のみで動かしていたものをぎりぎりまでチューニングして高速化を図るということですね。

静寂さん
まあ、やっていなかったわけではないんだけども、なるべくパッケージのインストールなどをやらない前提でのチューニングをしてきた。
それでは限界を感じたってことだね。
で、今回導入することにしたのはphp-fpmで使えるapcuというモジュールだ。
これは、phpアクセラレーターの一つでデータキャッシュを持つモジュールということだね。
元々Pleskで導入するPHPには、opcacheというモジュールは規定で組み込まれている。コチラはコードキャッシュを持つモジュールのようだね。
PHPの高速化といえば、apcuとopcacheの二つがセットのようで、なので、apcuを手動で入れてみた。

美和
なるほど。それで、どうなりました?

静寂さん
うーん。。
もともと体感的にはかなり早いので、違いは体感では感じられなかったんだけど、Googleの方でパフォーマンスチェックすると、サーバーのレスポンスに関する言及は8割くらい減ったね。
ただし、embedを使ってブログカードを表示している、embedを多用しているようなページはむしろ重くなったかもしれない。
これは、ブログカードの先のページもクロールする感じになるのでキャッシュの作成にマシンパワーを使うからかもしれないね。
まあでも一度キャッシュしてしまえば次からはアクセス感度は良くなるはずだから少し時間をおいたら早くなりそうかもしれないね。

美和
もうちょっと様子見ですね。

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