O社さまのHP作成を承りました。
O社さまはかねてより、独自ドメインを取得し、【メールアドレスに限って】運用しておられました。
この度助成金を取ることができたことで販促ツールとして、HP/WEBサイトの作成のご依頼を受けました。
施工実績がキーポイント
通り一遍の企業Webサイトは、以下のようなページで構成されます。
- トップページ
- 会社案内(住所や電話番号、定款や登記簿に記載するような大雑把な業務内容)
- 社長挨拶
- 沿革
- リクルート(社員募集)
- 問い合わせフォーム
大体ベースのページがこのようなものになります。
ここに多少資金的な余裕があれば、各業務ごとにページを作って使っている機械や資格、製法や技法などを記載してアピールします。
これらを見たお客様が問い合わせをくれれば・・・・と考えて作ります。
また、今どきの若者(学生)は、就職活動の際には、企業を見つけたらまずWebサイト。社長のあいさつや会社概要などのページでどんな仕事をしている会社で、どんな人材を求めているのか探します。
HPが無い企業の場合、そういう学生の目に留まることも無い可能性があります。
なので、最低限必要だという場合には上記の項目で作ることが多いです。
が、残念ながらこれではまず、アクセスが無い。
企業の名前を知っているか、名刺交換した人くらいしか見に来てくれません。
そりゃそうですよね。登記簿に記載するような業務名で検索したらたぶん大企業が検索結果上位に来ますし。
今回のO社さまについては語りつくせない業務内容なのです。
これをHPで表現するのはかなり難しいのです。
多岐にわたる業務内容
住宅メーカーや建築会社ならどこでも同じなんでしょうが、ハウスメーカーなどに頼みづらいという小さな案件が住宅にはたくさんあります。
例えば、トイレのウォッシュレットが壊れちゃった。。。みたいな。
トイレのウォッシュレットのことならもしかしたら水回り専門業者の○○シアンみたいなところでもやってくれるかもしれませんが、ついでに玄関の戸がちょっと開きにくくなったんだよね。。。とか、網戸がなんかダメになったとか。
住宅は様々なトラブルが発生します。
O社さまはそのような小さな小さな住宅のトラブルを一つ一つ解決してくれる企業様なのです。
2つとして同じ事例が無いトラブル
最終的にはトイレの修理であったり交換に至るとしても、各ご家庭でその結論に至るまでの過程は全く違います。
我が家は、ウォッシュレットが壊れたことでO社さまに相談しました。
結論で言えばこのトイレを設置した業者さんが気を使ってなのかはたまたぼったくったのか、もう20年近く前なのでそれはわかりませんがいわゆる一体型と言われるトイレで、ウォッシュレット部分だけの修理・部品交換ができないタイプだったそうです。
また、一体型のため、便器だけを残して上の部分だけ交換というのも、もう20年前の型なので、合うものを探す方がお金がかかるかもしれないということで、便器ごと交換することになりました。
トイレを一式交換するにしても、過程がまったくほかの方と違うケースもあるでしょう。
それらをどうHP上で表現するのか難しいのです。
実際に相談を受けて相手の家で確認してお話しする際は、近い事例を例に出しながら、説明をすることもできますが、HPを見に来た人が、どんなことでお悩みか、それを聞き出すには問い合わせをいただくしかないのです。
しかし、そんなプル型(相手から情報を引き出すようなカタチ)では、大手に勝てるはずもありません。
そこで、HP再生請負人である私は考えました。
事例を全部書くしかない
という結論に至りました。
ブログシステムを利用して施工事例を書く
もちろんこの先、許可をいただいたお仕事だけを掲載していくことになりますので今からスタートです。
例えば私の家の例を上げましたが、どのようなことで困ってO社さまに相談したのか、結果どのような状態でどのような結論に至ったか、そして、施工前と施工後の写真です。
たったこれだけですが掲載できるものをしていくだけでも、その事例に近い人が見に来てくれる可能性が出てきます。
条件が合えば、逆に言えば調べる限りでやれそうな業者がO社さましかいないと判断したら、問い合わせも来るでしょう。
少なくとも企業のHPだからと、業務内容をさらりと書くだけのサイトや、プロにしかわからないような機械の説明を書くよりもO社さまの場合は成果につながりやすいだろうと判断しました。
最初の段階の目標は成果ではなく、記事数
最初に説明した通りO社さまは初めてのHPになります。
なので、Accessは0です。
なので、まずはこのアクセスが0から100に、100から1000になることを目標とします。
そのための土台になるのがブログ記事です。施工実績が溜まってこれば溜まってくるほど、アクセスは伸びると信じています。
例えば1記事、たった1アクセス/日でもいいんです。
そんな記事が1000個あれば1日1000アクセスですから。
まずは半年で100記事以上を目標に頑張ることとしました。