とあるネットアンケートでお寿司のおいしい県はどこというアンケートがあったそうです。
「寿司がおいしい都道府県」人気ランキング! 「北海道」「石川県」を上回る圧倒的1位は?
一位はなんと、我が地元富山県とのことでした!
私はそのお隣の石川県がぶっちぎりかと思っていましたが、石川県は2位、1位は富山ということでした。
富山県は回転寿司もおいしい
私は地元で、のれんをくぐるお店もよく行きますが、ぶっちゃけ回転ずし屋さんも遜色ないクオリティのお寿司を出すお店もいっぱいあります。
有名どころの回転ずし屋さんでいうと
- 寿司食いねぇ(今のところ私の中ではぶっちぎり1位の回転ずし屋さん)
- 粋寿司(小矢部アウトレットパークにも出店、海鮮丼を提供しています。普通のお店もかなりうまいです)
- きときと寿司(魚の本場氷見が本店の昔からある回転ずし屋さん)
このあたりの回転ずし屋さんは、いつ、何を食べに行ってもおいしいです。
冬場なら、ブリはどの店も置いてあり脂がのりのりでかつ、安い。回転ずし屋さんですからね。
また、ブリ以外に、ブリの一段小ぶりなフクラギ(関東方面ならハマチやイナダといいますかね)もあり、脂があまり乗っていないのが良いという方はフクラギを食べられます。
暖簾をくぐる店もたくさんあり、富山県の呉西側(石川県寄り、新潟県寄りは呉東といいます)なら本場氷見、もう一つの漁港町の新湊あたりは名店がたくさん並びます。
またこれらの名店は、ネットで集客したり、食べログに登録したりしませんので、自分で電話番号を調べて電話していくしかありません。
新湊あたりのお店は、大体どの店も、どれだけ飲み食いしても一人5000円と仕切っている店が多く、5000円プラス飲料代と、お土産代といったところです。
お店について座ってしまうと、常連になると勝手に出てきます。
付け出し、刺身、焼き物・煮物に、その時旬のもの(冬場ならカニ食べる?と聞かれてズワイガニが丸一匹浜ゆでが出てきたりする)、そしてお待ちかね握りです。
常連になると、好き嫌いを大将が把握していますので、あまり嫌いなものが出てきません。
といっても私は苦手なものが少なくとも寿司屋にはありませんので、大将のオススメの順番でオススメのネタが出てきます。
唯一のこだわりがしめはかっぱ巻きを2個食いという、それだけはこだわっていてw
大将はしっかりわかっているので私にはかっぱ巻きを6つ切りで出してくれます。
2個ずつ3セット、かっぱで締めるのがたまらなく良いんです。
さて、そんな富山県。富山に住んでいるといやでも魚に触れる機会が多くなります。
今の時期(3~5月)は、ホタルイカが上がるシーズンになってきています。
スーパーには所狭しとホタルイカが並び、生食(刺身)可能なものからボイル用のものまで並びます。もちろん加工済みのものもたくさん。
刺身もいいですがボイル、ただただお湯で湯がいたものをばくっと一口で食べるのが大変おいしいです。
変に加工するより茹でてゆでたてをほうばるのが最高です。
シャブシャブのように用意して、しっかり茹でて茹であがったらすぐ食べる。これ以上においしい食べ方はないと思いますw
今回のアンケートで1位は富山、2位が石川県だったようですが、3位は地域が離れて北海道でした。
北海道は魚王国といわれる富山に住んでいても、魅惑の魚王国に見えます。
カニ・ウニ・いくら、そしてハッカクにシシャモ、ほっけ、サーモン。
北海道に行ったら魚でしょうというのが僕の頭の中でした。
数年前のお話…北海道でおいしい魚を食べたい!旅行
北海道に行って、まずはどうしても寿司とタラバガニを食べたくて、タクシーに乗りました。
【運転手さん、僕タラバガニと寿司を食べたいんです。運転手さんのおすすめのすし屋から案内してください】
と、タクシーに乗車。最初のうちはタクシーの運転手さんも自分が良く知ってていつも紹介してるすし屋がある。俺もそこで昼飯食べるので行こうと、行き勇んで運転してくれました。
道中、【どこから来たのか?】と聞かれたので、嘘ついてもどうしようもないのでしっかり富山県から今飛行機を降りてこのタクシーに乗りこみましたと伝えたところタクシーが止まりました。
【あんちゃん。富山か。。。富山から来て北海道の寿司食べても絶対おいしいと思わないと思うぞ?だって、おにーさん富山でいつも食べてるでしょ?】
そんなに富山ってすごいのかwww
と思った次第ですが、それでももしそうなのならそうであること(富山の寿司はうまい)を自分の舌で確認したいから連れて行ってくれとお願いして連れて行ってもらいました。
いやいや、北海道のお寿司もうまいし?かなりうまいし?
先にカマされてしまっているのもあったのかもしれません。
まず、そのお店は面白くて、ベースは1000円なんだそうです。
で、お品書きに書いてあるお寿司を10巻まで好きなものを頼んで1000円と決まっていて、それ以上は1貫150円だかだそうです。
普通に10貫てま~ま~の量ですからねw
とりあえず食べてみてたり無かったら追加しようと。
そして、また、たまたまなんでしょうが、タラバガニの脚という握りがあるではないか!
ということでタラバ×3、あとは白身系を多めにバランスよく頼みました。
食べてみると
いやいや。かなりおいしい。
観光客向けの店ではないようですので、地元客が来るような店なんだと思いますが、かなりおいしい。
タラバもうまいけど、白身は身が締まってかなりのもんです。(行ったのは真夏でした)
ウニやいくらはさすが北海道という鮮度ですし、一応ぶりも頼んでみたけど、十分おいしいです。
と、言うより、富山と一緒くらい?という気がしました。
じつは富山と北海道ってかなり近いんです
そのタクシーの運転手さん、富山ってことを知って、かなり親近感を持ってくれたみたくて、そのあとは1日観光タクシーとしてお願いしました。
富山と北海道はお隣さんみたいなもんだからねと常々言ってくれましたw実はそうなんですよ。
北前船
その昔大阪の市場に出品するために北海道から船を出して物を運んでいたそうです。その運んだものは【昆布】。
さすがに魚は悪くなってしまうので北海道から運べません。
そして、その北前船は大阪ではなく富山の湊に降り立ちます。
そこで昆布を卸します。
その下した昆布を使って富山の魚(ブリやザス(メジマグロ))を締めます。これが富山県民が大好きなお刺身(コブ締め)になります。
昆布で締めているので生魚より日持ちします。
それを北前船に積んで大阪の市場に運んだそうです。
なので、富山県は昆布の漁獲量はほとんどありませんが消費量は全国一です。
富山の食べ物屋さんでおにぎりと頼むと(昆布?ノリ?)と聞かれるほど昆布をなんにでも使います。
これは北海道からくる北前船のおかげなんですね。
そんな縁もあり、富山出身の北海道民とか、北海道から移住してきたという富山県民とかが結構います。
また、そういうつながりからなのか、以前に北海道銀行と富山の北陸銀行が一緒になってホクホクフィナンシャルグループとなりました。
なので、小樽の街を歩いても北陸銀行の支店があって、そういえば、以前うちの担当してくれてた子が小樽に転勤になったって言ってたなとか思い出したりしました。
北海道と富山は実はかなり近いんですよね。
そんなことを知っていたタクシーの運転手さんも、富山が好きだそうで、行ったことがないんだけどどうしても死ぬまでに行ってみたいなんて言っておられました。
何の話だっけ?w
とりあえず、北海道3位、石川2位、富山1位。
北海道だけは慣れているように見えますが、実は遠くて近い、親戚のような3つの県でした。
ぜひ、お寿司はこの3つの県(道)のどこかで食べましょう。
御鮨の考え見かたが変わること確実です。
いつかそう遠くない将来、マスク無しで北海道に行きたいです。
おいしいおさかな、ジンギスカン、味噌ラーメンにスープカレー。
たくさん食べてお馬さんを見て楽しみたいです。