もちろん、ホームセンターなどで買ってくるのもいいです。決してダメとは言いません。
お安い価格で良質の土を買えるのですからそれを利用しないのもおかしい話ではあります。
今回は、効率的なお話しではなく、どうせなら自分で土を作っちゃえ!というお話です。
腐葉土を作る
家庭菜園・畑のベースとなる土です。
私は土のベースはやっぱり腐葉土だと思っています。
もちろん水はけの具合などがちょうどいい赤土をベースで作られる方などもたくさんいます私は栄養もつまっている腐葉土をベースにします。
腐葉土は赤土と比べるとかなり黒っぽい土です。
そして、読んで名のごとしで、葉っぱが腐って土になったものを腐葉土といいます。
ベースが落ち葉などの葉っぱなのです。
山や森というのは基本的には得ている木の葉っぱが落ちて積み重なりやがて土へと還っていくというのを繰り返し出来上がったものです。
なので、森や山の土に似たものだと思っていただければいいかと思います。
そして、腐葉土は葉っぱが腐ってできた土なわけですから作ろうと思ったら作れるわけです。
腐葉土の作り方
まず極端に簡単に説明すれば、落ち葉を集めて敷き詰めておけば、いずれ土に還って腐葉土となります。
しかし、そのままではさすがに時間がかかりすぎます。
それなりの速度で作れる腐葉土の作り方を説明ます。
まず、落ち葉を集めます。
都会ではなかなか大量に集めるのは難しいかもしれません。
田舎であれば道路の端っこなどに大量にたまっていることがありますよね。
あとは、お寺や神社の境内などにはたくさんい蝶野落ち葉やクヌギや杉などの落ち葉などを集めることができるかもしれません。
そして、落ち葉は最終的に土に還る際にはすごく小さくなりますので大量すぎるくらい集めても問題ありません。
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集めたら次は、はたけがあるなら畑にその落ち葉がすっかり埋まるくらいの穴をあけて落ち葉を入れておきます。
穴をあけるほどの土地が無いのであればドラム缶やバケツなどに入れていただいてもOKです。
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落ち葉を敷き詰める際には、ミルフィーユのように、そこそこの量を敷き詰めたら、畑の土を薄く敷き詰めまたその上に落ち葉というように段々を作ってあげるとより腐葉土化が早いと言われています。
落ち葉をすべて敷き詰めたらブルーシートをかぶせたり、重しを乗せたりして、最初の段階で風邪で落ち葉が舞わないようにしておきます。
また、そこに、カブトムシやクワガタ虫の幼虫やミミズなどが入っているとより良質な腐葉土が出来上がります。
腐らせるために、ムシなどに落ち葉を食べてもらい、糞を出してもらいまたその糞につくバクテリアなで発酵していきます。
生きている状態の土になるので冬場は湯気が上がることもあります。
幼虫やミミズと言われてもそう簡単に見つけてこれないと思います。
そういう時は米ぬかを混ぜてやりましょう。発酵促進しますので、半年程度かかるものが3か月くらいで出来上がるとも言われています。
そして、はたけの土が良いものになっていけば、自然とミミズが住むようになり、ミミズがまた土を食べ排泄しを繰り返していくことになりますので、その畑は常に良質な良い土となります。
2~3か月程度経過したら一度掘り起こして混ぜるようにします。
下の方に空気が通っていない可能性もあるので混ぜて空気を通すことでまた、ムシなどが活発になるように混ぜます。
半年~1年もすると、落ち葉が形がなくなり崩れたようになり土っぽいものになります。
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このくらいになってこれば十分畑の土として使えるくらいの腐葉土になります。
元々が普通の落ち葉だったのにこうなるとは、微生物のすごさを感じますね。
藁は発酵しやすい素材です。
藁を用意できる方は藁で土を作るのもいいでしょう。
肥料を作る
次は肥料です。
畑の肥料にはたくさんいろんなものがあります。
よく使われるものはふんです。
鶏ふんや牛ふんは、ホームセンターに行ってもよく売っていますし、春先になると、田舎なので、どこからともなく、糞のにおいがしてくるものです。
これは、鶏ふんや牛ふんの匂いですね。
これも自然の恵みによる肥料ですし、理にかなった肥料です。
しかし私はやっぱりどうしてもあの匂いがあまり得意ではないのでできれば使いたくない。。。
かといって、化学肥料を使うのもな。。。
なので、家庭から出るごみで肥料を作ります。
ボカシ剤を混ぜて堆肥づくり
腐葉土を作りながら隣にもう一つ穴をあけて堆肥も作りましょう。
ホームセンターなどに行くと、ボカシ(ぼかし)といわれるものが売っています。
これは、米ぬかをベースにしたものに微生物が混ぜてあるものです。
米ぬかと微生物で、生ごみを発酵させ堆肥にしてくれます。
これは超簡単です。
畑にあけた穴に生ごみを入れて、その上にボカシをさっさと振りかけるお好み焼きに欠ける青のりや魚粉、鰹ぶしのようにまんべんなく振ります。
これでOK! 心配ならそのまま土を戻して埋めちゃってもいいです。
ボカシによって、生ごみが発行し、どんどんバクテリアが生ごみを食べて堆肥にしてくれます。
こちらであれば、下のコックから液が出せて、液肥を作ることができます。
水で100倍程度に薄めて使うことでまんべんなく野菜に肥料を与えることができます。
生ごみと米ぬかベースのボカシで作った肥料ですからね。化学肥料とは言えませんね。