EC売り上げ改善物語

EC再生請負人Vol.2~売り上げ計画を立てる~

腹を決めた先輩。
まずはなにをやるの?から始まる。

売り上げ計画を建てましょう

まずは売り上げ計画を立てることから始めましょうとアドバイス。
最初の段階では細かい計画ではなく、一定期間後の売り上げというマイルストーン・ゴールを設定。
社内の現金やその他事業での売り上げ、人件費など必要経費を計算すると、現状新型コロナウィルスによって見込めなくなった売り上げと同等額を1年以内に達成する必要があることが分かった。
額面にして約500万円。
現在100万円に到達するかしないかで行ったり来たりしているECを1年以内に500万円以上の売り上げにする必要がある。
来月いきなり行けばありがたいがそう簡単に行くものでもない。
もちろん広告をかければそれだけ売り上げも伸び数字の上で500万円は容易に到達するだろう。
しかし、それでは意味がない。広告費という新たな経費が発生しその広告費も取り返しながらコロナ前の水準の利益にしようと思ったら月商で2000万程度は必要になるだろう。
これはこれで現実的ではない。
まず500万円というのを年末(半年後)に達成、それから1年後に月商1000万に到達するというざっくりとした売り上げ計画を立てた。
今100万のものがそのまま推移して年末に500万円になるわけではなく、500万円に向かってなだらかな推移グラフで売り上げが伸びる計画になる。

これは非常に大事なことで、ECといえど、明日からいきなりとんでもない売り上げになることは、ほとんどの場合は無いのだ。
一般的には徐々に売り上げが伸びていき、気付いたら一定の高みに登っていたというのが自然だ。
現在の預貯金等から見ても、半年後に月商500万円に到達しているような売り上げ推移であれば、なんとかやってのけられることも確認。

この売り上げ計画に沿って行けば何とか復活できる目処が立ったのだ。

1年半後の12月の月商

約1年と半年後の12月、要は2回目の12月の時点で、月商1000万というのを今回のミッションのゴールとした。
もちろんそこに至れば新しい目標とミッションが生まれるわけだが、まずはこの1000万が最終大目標となる。

現在月商が100万に満たないEC事業を1年半後に10倍の1000万にするのは数字の上ではかなり厳しい、急角度の売り上げ推移グラフを描く必要がある。

では不可能なのか?と言われればそうでもない。
うまくは待った店舗なら100倍くらいまでを1年程度て達成してしまうことだってある。
そこまで言わないにしても、私自身が売り上げを半年で20倍以上にしたことが何度かある。
それを考えると、しっかり計画を立てていけば月商100万が1000万程度なら到達可能と判断した。

Return Top