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【ネタバレ注意!】シン・エヴァンゲリオン~レイ~

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シン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきました。
今回はアヤナミレイをピックアップして記事を書いてみました!

シン・エヴァで搭乗するレイは2人

やはり、エヴァンゲリオンのヒロインの一人と言ったら、どこまで行ってもレイですよね。
明るいアスカ(のようにふるまっていただけなのが式波アスカなのかもしれませんが。。。)の対極でどこか影がある少女がレイです。
シン・エヴァで登場するメインのレイは、いわゆる黒波と言われるアヤナミレイ(仮称)です。
Mark09(アダムスの器)に搭乗していた、いわゆるアヤナミタイプの初期ロットとアスカに言われる、Qから登場しているあのレイです。
Qでは、命令(たぶんゼーレが発出する命令)に忠実で、命令に無いことはやらないという人物設計で無感情のため、あまり好かれない設計でした。
Q以前に登場するレイこそ、綾波 レイであり、この黒波はミサトやリツコが否定するレイです。
しかしその黒波であるアヤナミレイ(仮称)は、Qの最終盤でアスカとシンジと一緒にどこかへ向かって行きます。
シンエヴァのアバン2あたりでわかってくることが、向かった先は、第三村という村で1000人ほどが生活している小さな村でした。
この村は、使徒封印呪詛柱の周りにある村で、この世界では、基本的に地球はコア化し、人類はインフィニティの成りそこないという、頭のないエヴァ化しています。
この封印柱の下にいれば、大地もコア化せず、ヒト(リリン)もインフィニティ化せず生きていけるという設定のようです。
そんな村に行くと、トウジとヒカリ(委員長)が結婚し子を産んでいて、このレイはなぜ、人間が小さくなっているのかわからない(トウジとヒカリの赤ちゃんツバメを見て)と聞きます。
ヒカリは、自分の同級生にしか見えないレイのそっくりさんという子に、人の理を一つ一つ説明していきます。
子は親のお乳を飲んで大きくなっていくものであるとか、さようならは明日また会えるようにというおまじないであるとか、握手は仲良くなるためのおまじないとか、一つ一つ人としての心を教えていきます。
レイは、トウジの家に身を寄せながら、おばちゃんたちと畑や田んぼの作業を手伝います。
その中で、土のにおいや、人との触れ合いなどを学んでいき、次第に心を開いていきます。
しかし心を開いたころと時を同じくして、初期ロット(ベータ版)クローンであるレイの体にはほころびが出てきます。
もう長く体を維持できないことを悟ったレイはシンジに会いに行き、仲良くなるおまじないの握手をしに行きます。
そして、シンジがレイはやっぱり綾波レイだと、命名したところで、レイは喜び、シンジに対する思いを告白したところで体の維持ができなくなりLCLになってしまいます。
いつものシンジなら、またこれで立ち上がれなくなるのですが。。。強くなったシンジはそれをもって、ヴンダーに再搭乗する決意と、その後父親であるゲンドウと対峙する決意を固めたように見えました。

そして、もう一人レイは登場します。
それは、破のラストで初号機に取り込まれた、新劇場版オリジナルの綾波レイ、通称ポカ波です。
こちらのレイは初号機の中にずっといて、髪の毛も伸びきっている状態になっていて、シンジが再度初号機に乗りこむとコクピットではレイが操縦しているようなシーンでした。
【碇君がエヴァに乗らなくてもいいようにできなかった】と、嘆くがシンジはもういいよ大丈夫と。

TV版から新劇場版にかけ、タイプの違うレイはたくさん出てきます。
しかし、どのレイも最終的には心の暖かさを感じ、シンジの愛(これは親子愛に近い気がする)を感じ魂を浄化させるようなことが多く、また、シンジのために犠牲になることを選ぶ(これは母性?)ことが多かったのですが、正直アスカよりまだ幸せな浄化をしているイメージがありました。
今回はアスカの方がより良い浄化させてもらえた気はしますが、レイはレイで、最後はユイがレイとなって、ゲンドウがカヲルとなって、未来を進むようなラストエンディングがありますから、それなりに幸せになれそうな感じがしました。

レイとは

結局レイとはいったい何だったのか。
ユイのDNAで作られた肉体的にはクローンで、魂はガフの部屋に残っていた最後の1つの魂という設定だったと思います。
また、シン・エヴァでアスカがいうには、シンジに好意を持つように仕組まれている(プログラムされている)そうです。
アスカとともに、なんかいろいろかわいそうですね。。。それでこそ、運命を仕組まれた子供ということなんでしょうかね。。。
こむずかしいことはわかりませんが、結局はユイの感じるシンジに対する母性は常にあるのが綾波レイだったと思います。
そして、ユイに逢いたいが一心でレイを作り出したゲンドウがユイではないレイを見て絶望を重ねていたのかなと思うと、レイの存在が何ともやるせない感じがしますね。

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