シン・エヴァンゲリオンを見る前に。
【序】・【破】・【Q】をおさらいしておきましょう。
序はこちら(ダイジェスト版動画あり)
破はこちら(ダイジェスト版動画あり)
Qのダイジェスト版
Qは、ほとんど100%TV版とは違う世界
描かれる世界はあのゼルエルが来襲してから14年後の世界という設定。
本来ならアスカやシンジ、レイは30歳近い年齢。
ミサトやリツコで40歳半ばという年月が過ぎていることになる。
ミサトやリツコは確かに年齢を重ねたイメージになっているが、冒頭から登場するアスカとマリについては全く老け込んでいない。まだ少女の面影を残している。
その後、目が覚めるシンジも少年の姿のまま。
迎えに来る?ような様子で現れるレイ(の姿をした女の子)も、少女のままである。
これは、劇中にアスカが一言語るが、<<エヴァの呪縛>>であるらしい。
おそらくエヴァンゲリオンに搭乗していたパイロットにはエヴァの呪縛という呪いにも近いような何かが起きて、としをっ重ねていけないようだ。
だから、登場した14歳のままの姿なのだそうだ。
そして、そのアスカやミサト、リツコがいるこの船(空中浮遊が可能な超大型戦艦、空母の何倍も大きい)は、初号機のコアを利用した戦艦ヴンダーというものだそうだ。
このヴンダーは、搭乗員がコアの中に入り、みんなで操縦しているような様子からも、エヴァの制御は人類が制御しきれるところまで成長したようだ。
そして、驚くことに、ミサト・リツコ、おそらくアスカとマリもネルフから外れ、ヴィレという国連直属の特務機関であるネルフの対抗組織を作りその一員となっていることだ。
これは、機動戦士ガンダムの次回作に当たるZガンダムにおけるブライト・ノアと、クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)が連邦正規軍から外れエゥーゴという対抗組織に移った構図に似ている。
どうやら、ミサト・リツコは、ネルフとゼーレひいては碇ゲンドウがやろうとしている人類補完計画に対して人類の滅亡と危機感を覚え、抵抗することにしたのではないかと考えられ、また、ゲンドウはいよいよ人類補完計画に向け、シンジと初号機コアの奪還に向け動き始めているように見える。
エヴァの開発も進み、冒頭で登場する零号機に見える期待はMrk.09と呼ばれ、アダムスの器なんて呼ばれている。
また、その後、レイ(に見える少女)と零号機(に見えるMrk,09)で元ネルフ本部に行き、そこで渚カヲルと接触。
シンジとカヲルが搭乗できる、ダブルエントリーシステム(シンジとカヲルが同時に同乗して操作する)のエヴァ第十三号機でセントラルドグマの奥地、ニアサードインパクト(前作破の最後、ゼルエルに取り込まれた綾波レイを救おうとしてシンジが起こしたインパクト)の爆心地に残された2本の槍(おそらくロンギヌスの槍とカシウスの槍と考えられていた)が、カヲルはその槍が自分たちが抜くべき槍ではないと気付き、シンジを止めるが、もう止まらないシンジが槍を抜いてしまう
抜いてしまうことで、結果的にカヲルをトリガーとしてフォースインパクトが発動しそうになる。
ガフの扉が開きもう止まらない状態になりつつある中で、アスカとマリがフォースインパクト発動を食い止める。
アスカは改2号機を使ってアダムスの器と言われるMrk.09と対峙。
アヤナミレイ(仮称)は、プラグ脱出を試み、改2号機を自爆させるべくMrk.09を包み込んだところでアスカもプラグ脱出。
なんとかMrk.09を撃破した。
マリはその時どうしていたのかわからないが、どうやらヴンダーに帰還できているようだ。
最後、カヲルを失ってプラグ脱出を図ったシンジはプラグの中でぐずっている。
それを見てアスカが救いに行く?ような感じ。自立できないレベルにぐずっているシンジ。
そこに、先ほど脱出したアヤナミレイ(仮称)も合流。アスカが言うにはL結界濃度が高すぎてリリン(考えられる限り人類のこと)が近づけないと。近づけるところまで移動しようということで終焉。
このリリンはおそらくミサトやリツコのことだろうから、アスカはリリンではないかもしくは進化していてリリンが滞在できないところに滞在が可能な生き物になっている。
一体このストーリーは何なのだろうか。
まったくわけがわからない。
伏線だらけというか伏線が複雑に絡みすぎていてもはや破の先のストーリーには見えない。
私の考察はこちら