現在の土地の法律的な縛りや費用的な面などで一旦凍結中の住宅建築案件。
とりあえず冬を迎えるにあたり、カーポートの設置だけは早めに進めることになりました。
わが地方は、豪雪地帯ではありませんが何年かに1シーズン、豪雪地帯よりも雪が降ってしまう北陸地方です。
2021年の冬は、数十年ぶりかの積雪で、私がまだ小学校に上がる前に経験した56豪雪と言われる昭和56年より降り積もりました。
記録上は1m台でしたが、実際は2m以上降り積もり、我が家のカーポート(寒冷地仕様ではないカーポート)は、柱にひびが入り、アクリルの屋根には穴が開いてしまいました。
そこで、今回は、1.5mの積雪に耐えられる寒冷地仕様のカーポートを設置します。
住宅の建て替えの前に倉庫を…
費用的な面等でちょっと一度足踏みとなった住宅建築。
その前に、一旦現在の住宅に、倉庫を設置しようと思っていました。
そうしたところ、建築業者さんから準防火地域の指定があるので、倉庫を立てるのはかなり難しいと回答がありました。
細かい理由はわかりませんがもうちょっと土地の大きさが大きければ建てられるけど。。。ということのようです。
仮置きの予定の倉庫のために土地を増やすわけにもいかず。。。なので、ちょっと困ったことになりました。
建築物がダメなら…
現状、私の場合、私の家族が住む小さな家と、ほとんどとなり(1区画空き地を挟んでいて買おうかどうしようか検討中)の実家があります。
なので、実際は部屋数に困っているわけでもなく、大きさに困っているわけでもないのですが年齢的な制約から建てられるうちに建てようと悩んでいました。
しかしながら、住宅ローンを組むというその重さがちょっと微妙な気がしてきて、どうせなら先に溜めてしまってから一括で支払おうかと考えに至るようになりました。
そこで、モノを入れておける倉庫を検討していたのですがブチ抜きで10畳ほどのそこそこ大きめの倉庫でもう法律上引っかかると言われてしまうとどうにもならなくなってきました。
小さめの、申請不要なレベルの小さな倉庫を2~3個立てるなんて言うてもあるのですが、それにしたって、実際は実家があるので季節ものの服などは実家にもっていっておけば現実問題としては倉庫もいらないのが事実です。
ここはぎりぎりまで効率を上げて、建築物以外のものを買った方が楽しく生きていけるのではないかと考えました。
キャンピングカーが欲しいかも・・・
緊急用のトイレとシャワーの付いたキャンピングカー。
小さなキッチンもついているようなタイプのキャンピングカー。一つあると生活の幅が広がるのではないかと考えました。
そもそも、住宅建築の根本的な考えは、子ども2人の個室が現状では割り当てできないことと、自分の老後を考えると、実家と現在の家で、自分が年を取ったときまでもつのかどうかという不安からです。
要は私と嫁さんの寝床がないかもしれないというのが根底にはありました。
厳密には実家については柱はまだ生きているそうなので極端に言えばリフォームすれば私たち夫婦が死の床につくくらいまでは持つのではないかと考えられますし、現在の住まいについても同じです。
実家の方は部屋数も足りていて、実際自分が小さい時は、弟も合わせて6人で個室が割り当てられていましたので十分と言えます。
なので、住宅の心配はそこまでしなくてもよさそうな気もしてきました。
それであれば、普段の生活を楽しくするためにお金を使った方がいいだろうという考えの延長からキャンピングカーを思いつきました。
寝床は十分
キャンピングカーの特徴はシートを倒せばベッドになるというところです。
調べていると日本車を改造したものでも、縦・横2m近くのフラットスペースを取ることができそうなので、シングルの布団であれば横に2枚くらいは引けそうです。
そうなると、私と奥さんの寝床にもできそうです。(常設の寝床にするかどうかは別ですが、不可能ではないということです。)
旅行も車で
家族旅行に行く際にもキャンピングカーがあればいろいろと費用的な面で楽ができそうだなと考えました。
目的地で温泉やホテルを予約するにしても、そこまでの移動に関して、子どもがいるとやはりコストがバカになりません。
もちろん子供は子供の価格なのですが、とはいえだいたい半額です。2人いれば大人一人分です。
大人2人と子供2人(母親を連れて行くとしたら大人は3人)の交通費だけでホテルのランクを1ランク上げられるくらいかかります。
もちろん車で移動するにしたって、ガソリン代や高速代はかかりますが車1台で移動するのであれば電車賃よりもは安上がるでしょう。
早めに出て(チェックイン前日の夜に出発し)車中泊1泊をアタマに入れて移動するつもりになればずいぶん安あげることができるなと考えました。
キャンプもキャンピングカー1台プラスアルファ程度ですぐ行ける!
そもそもが、キャンピングカーは読んで名のごとく、キャンプをするための車です。
なので、キャンプに行くとしても、ある程度最初から資材が積まれていればすぐにでも出発できます。キャンピングカーはどう考えても通勤用の車にはなりえませんので、アソビ専用の車となるでしょう。
子どもたちの思い出のためにあえてのテントやシュラフ(寝袋)や、炭やBBQコンロ、スキずきですが、テントサウナなど、ちょっとだけ資材をそろえればすぐにでも出発できます。
あとは、BBQ用の食材や花火やなどを買ってしまえばすぐにでも出発できるでしょう。ほとんどのキャンピングカーには収納もついていますので、着替えなども1泊・2泊分を改めて入れればいいのです。ほとんど銭湯に行くときと同じですね。
なにせ、車にはキッチンにトイレシャワーもついていますし、ほとんどのキャンピングカーには引っ張り出すだけでターフが出せるように作られているので椅子と机程度があれば外と車でキャンプというのが叶いますね。
キャンプ場・オートキャンプ場もたくさんありますし、本格的な川べりでやりたいと思ってもキャンピングカーがあれば正直どこででも開けます。
火を使わないのであれば、高速道路のSAで車を止めそこで寝るつもりでいれば高速道路をぐるっと一周するような旅行だってできそうですね。
SAは、トラックの運転手などのためにワンコインシャワーや銭湯があるSAがあったりしますからキャンピングカーがあれば寝床は確保されていて、水回りはSAでみたいなこともできますね。
もちろん食べ物はどこででも売っていますから食に困ることもありません。
観光地では高速を一旦降りて有名なラーメンを食べたり神社やお寺にお参りに行ったりもできますね。
子供のスポーツ大会の遠征に
私の息子は、ゴルフを習っています。
いよいよ大会にも出るようになってきまして、強くなくても、地方大会の予選が県内ではなく、300㎞程度離れたゴルフ場で開催されるなんて言うことも結構あるジャンルのスポーツです。
今はコロナ禍というのもあってあまり遠方の大会には出ていませんが、本来であれば積極的に出たいところです。
しかしながら子供の大会出場で、父か母一人と、子ども、ゴルフバッグの輸送賃に、宿泊ホテルの手配などを考えると大会一つ出るのにも結構な出費です。
もし、キャンピングカーがあれば、家族みんなで行って、早めに現地付近の高速SAまで行ってそこで車中泊、そして大会へ送っていってラウンド終了までは、下の子と一緒に観光なんていうことができないこともありませんね。
ガソリンや高速代は人数が増えてもそこまで違ってくるものではありませんので、家族4人が寝起きできればそんなことも考えられます。
災害時の仮設住宅代わりに
最近は、地震だけではなく、ゲリラ豪雨などによって住宅に住めなくなるような自然災害も多発しています。
災害時用に避難グッズと言いますかそのようなものを準備されている人も非常に多いと思います。
かくいう私も、浄水ポット(普段も使っています)と交換用カードリッジ3つは常備していて、それ以外にはラジオ付きでAC、太陽光、USBで充電可能なランタンと、非常食になりそうなカップラーメンとスナック菓子、あとはミネラルウォーターを常時6リットル(普段も使っています)は最低限家にある状態を作っています。
私は備蓄という考えはあまり好きじゃなく、常時利用しながら自然災害発災時はそれを持ち出すことで非常時にも使えるものを普段から使っています。
もし、地震が起きた場合とりあえず風呂に水をためること、家にある食べ物と、冷蔵庫の飲み物、浄水ポッドをリュックに詰めて家を出なさいと、あらかじめ子供たちにも指示したまに訓練しています。
今の日本の場合、戦争じゃない状態での避難であれば大体3日、3日間絶えることができれば自衛隊等の災害派遣が到着しますので、3日間、家族が飲み食いできれば、何とか耐えしのげると考えています。
その上で、家が倒壊や水没した場合に小学校の体育館などに避難することになると思うのですが、もしキャンピングカーがあれば寝床が確保できます。
個室までは無理ですが、家族が1か月程度寝起きする程度のプライベートスペースにはなります。
また、電気やお湯、シャワーなども準備できますのである程度の災害派遣がすすんでくると、シャワーの貸し出しなどにも役立つかもしれませんね。
そこまでは考えていないにしても、キャンピングカー自信が避難場所・仮設住宅代わりに使えるということです。
問題はお値段…
それはそれは、キャンピングカーがあれば生活は一変するだろうなと。誰しもがそう思うでしょう。
しかしながらじゃあそれらの要件をかなえるキャンピングカーっていくらするのよ?
というお話になります。
当ブログのアイキャッチに入れたようなキャンピングカーはキャブタイプといって、大きなワゴン車や小さなトラックなどを改造して後ろの荷台部分を居住スペースとして作ったキャンピングカーですが、新車でキャンピングカーを作ろうと思うと、車代で300~500万、改造費で200~500万円といったところでしょうか。
小さな家が建ってしまいますね。
また、マイクロバスを改造したバスキャンと言われるものもあります。
マイクロバスは10~20人程度が搭乗できる小さなバスです。もともとそこそこ大きめの居住スペースを持っているので内装の改造だけで済むようです。
なので、外の見た目はまさに小さな温泉旅館の送迎バスです。ただし中には縦に並んだ椅子があるわけではなく小さなリビングスペース、後部にはトイレやシャワールーム最後部は2階建てベッドみたいな作りのものが多いようです。
元々のスペースを使って居住スペースを作っているので無理のない作りになっていますね。
もちろん新車で作ると数千万レベルになってきます。
しかしながら、車ですから中古車という考えがあります。
中古車になるとピンきりで安いものだと100万から、ほとんど新車に近いものだと1500万くらいまでざっと各値段に合わせて様々な程度のキャンピングカーが並びます。
さすがに100万円台になるとちょっと程度が悪くて雨漏りがしていたり、あれがない、これがない、居住スペースが小さいなどがあります。
いま、私が望む程度の内装で車体自身が十分程度のもので200万~400万の範囲で収まりそうなものがたくさんありました。
バスキャンも200万程度から中古車ならあり、妥当なもので300~400万程度で十分なものが手に入ります。
元々倉庫を立てて、電気を通して渡り廊下を作って。。。で、300~400万程度かかりそうだと想定していたので、上記ほどの価格になってくると現実味を帯びそうなのです。
車検をお忘れなく…車だからこそかかる費用もたくさんあります。
ただ、だからと言って300万で買ってハイ終わり。
とはなりません。
車ですから車検が必要ですし、動かせばガソリンを食います室内はエンジンで充電するバッテリーを電源としているものが多いですし、いろいろメンテナンスに費用が掛かります。
それらも考えたうえでこれがいいのかどうか考えなければいけませんね。
また、自動車税もかかりますし、タイヤは消耗品ですから一定距離走れば交換が必要です。同様にエンジンオイル、ギアオイル等々。。。維持費はかかります。
だからこそ、たくさん旅行に行きたいところですね。
メリットも多いですよ
デメリットを先に出してからメリットを言うのは営業の一つの手法かもしれませんw
キャンピングカーのメリットは、車に搭載した小部屋という考え方ができますので先ほど言ったように、私たち夫婦がそこにベッドを引いて寝起きするくらいのスペースは十分確保されます。
同じように、旅行に行く際にホテル代わりに使えるので家族総出で旅行に行く際などには大幅なコストカットが可能になります。
そして何より大きいことの一つは、自動車ですから建築関連法には全く引っかからず、駐車場が確保できればそこに注射するだけのことであり、準防火地域も消防法も関係ありません。
ただし自動車関連法には引っかかりますから自動車関連の税金とガソリン代などがかかってきますよということになります。
どうやって買うか…
上記を踏まえて、そこそこ大きめ(大人が3人と子供が2人寝れるくらいのスペースとトイレ・シャワー、キッチンがあるようなモデル)のキャンピングカーをどこから費用捻出してくるのか。。。これを考えなければいけませんが、私にはいろいろ作戦があります。
建築用の貯金に手を付けず購入へと運んでいく秘策、今手を打っています。