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【ネタバレはありません】シン・エヴァンゲリオンを見て何かの映画と同じ思いを持った

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シン・エヴァンゲリオン劇場版を観て、いろんな思いがよぎる中、まだ見ていない友人たちへの配慮をしたわけです。いわゆるネタバレに対する配慮です。
TV版については、私は田舎暮らしということもあって、リアルタイムで見ていないですし、再放送で初めて見たし、劇場版が映画館でやっていたときはまだTV版を見ていたような状態でしたので、エヴァが本当に好きな人たちはすでに見ていて、感想や憶測などをしゃべってもネタバレになるから。。。という配慮はいりませんでした。

しかし、今回は比較的早いうちにシン・エヴァを見に行ったので、まだ見ていない友人がまわりにいました。
なので、あのシーンはどうとらえたの?
みたいな会話も憚られるような時間が結構続きました。
やっと、1週間経過し(この記事を書いた時点で3月15日。公開からちょうど1週間経ちました。)、私の周りのエヴァ好きは一通り観賞したので、ここからはエヴァ補完計画会議が始まるわけですが、なんだか昔こんな感じの気持ちになったことがあったなぁと思っていました。見た人とだけ映画の中身を語り合いたい。見てないファンには早いところ見てきてほしい。そうしないとネタバレしちゃう。。。という感じの想いです。

序・破・Qの時は

ここまでの新劇場版三部で、もちろん仲間でまだ見に行ってない。明日見に行くみたいな仲間もいたのですが、実際はあまり気にしていなかった気がします。
まず、序についてはネタバレというような斬新な内容はカヲルくらいでしょうか。。。そのカヲルもいきなり何かしたっていうより、最後に一瞬登場して意味ありげなことを一言しゃべるくらいの話で、そのほとんどはTV版に近い構成でしたから、どうだった?と聞かれても、ビジュアルがすごくなったとか、ラミエルが四角だけじゃなくていろんな形になるよくらいしか言うことが無かったです。
そして細かい伏線的な、始まりから海が赤いとか、レイの後ろの月は白いのに、カヲルが登場する月には旧劇の最後で付けたような赤い線がついていたりとか意味ありげなシーンはたくさんありますが劇場公開されているときには考察ブログでも見ないとわからないような伏線はありましたがおおむねネタバレしてやばいようなものはそこまでなかった気がします。
実際、序を見たとき、TV版のやり直しくらいの話なら破は無理してみなくていいかなって言っていた人も多かった気がします。
つぎに、破が公開されたとき、庵野総監督はガイナックスから独立しカラーというスタジオを立ち上げ、また、テレ東管理だったものが日本テレビ管理に替わるなど、ストーリーには関係はないのですが、周りの動きが激しくなったときだったのを記憶しています。
そうなると、かけることができる予算も違ってくるし、おまけに今まではインディとして劇場公開していたものがメジャーとして公開されるなどいろんな外の動きがあったことから、もしかしたら、なんかすごいことが起きるんじゃないかという期待で破を見に行った人も多かったと思います。
実際、序・破・Qそして、今公開中のシンの四部作で一番面白いのは破と言っている人も増えてきました(私は破の終わりからQが面白いと思っています。)。
破は映像が始まる瞬間からTV/旧劇場版とは全く違うストーリーから始まります。そうです。映画冒頭でいきなりマリが登場します。
そして、TV版に似たストーリーと、新しいストーリーが混じりあって展開され、SDATで表示される曲番号がTV版の最終回を超える(マリがシンジと接触するシーンから)ところからストーリーは旧版をミックスしながら新たな展開へと進みます。
そして、最後、Qの予告。実際のQの内容に一つも符合するものが無いなど、これは、Qが公開されるまではわからないことなので、破が映画館で放映されているときに【破はどうだった?】と聞かれたら、うーん。。。新たな展開はあったけど、それでもTV版に近いものがあるかな。新キャラのマリも事前に公開されていましたし、未観覧の人と会話するときにネタバレをそこまで意識はしませんでした。しいて言えば弐号機がビーストモードとかというモードでなんかバケモンみたいになるよみたいなくらいでしょうか。

そして、Q。このストーリーはTV/旧劇場版にはほぼ一切出てこない新たなシーンのみのストーリーでしたが、今になって思えば、破の予告に出てきたシーンが一切なく、そして、見たことが無いものが出てきてそのうえで何が起きているのか全くわからず、まだ見ていない仲間にどうだった?と聞かれても答えようがなかったのです。
Qは、普通の映画一本の放映時間としては30分程度短い構成で、この足りない30分はシン・エヴァのアバン1、アバン2に該当する部分(もしくはアバン2とAパートでしょうか)に回っており、これをQの時点で見せられていたらシン・エヴァの面白さは半減したかもしれません。
なので、Qの時点でもネタバレしちゃだめだ。。。という意識はあったのですが、とはいえ自分が語れることなどないというか。。。ストーリーが未完成だからネタバレしてもネタバレにならないというか。。。
そんな感じでした。なんで、どうだった?と聞かれても、うーん。。。とか、ナディアの音楽が流れてたとか、アスカの眼帯の奥がどうなっているのか次第では、アスカは旧劇場版のアスカ(惣流)かもしれないみたいな、自分の勝手な憶測にしかなりませんでしたから、ネタバレもくそも無かった気がしています。
こちらも時間とともに憶測のブログ記事や動画がどんどん流れていくことになるのですが、それは劇場公開からずいぶん経ってからということになります。

シン・エヴァンゲリヲンを実際に観て

実際に観たら、ああ、Qのあのシーンはこういうことだったのか。。。とか、まじですか???
みたいな、伏線回収といえるものがたくさんあるわけです。
なにせ四部作の最後の作品ですからね。ここで回収しなきゃ(今のところは)次はないわけで。そうなると無理やりでも前三部作で残した宿題はほぼ回収していきます。
だから、答えがたくさん詰まっているのでちょっとの発言もネタバレになる可能性があるのです。

この感覚、昔一度味わった気がしています。

エヴァ(旧劇・新劇すべて合わせても)で、こんな感覚になったことはありませんので、ほかの作品だな。。。とおもって。。。
コナンのネタバレ禁止とはまたちょっと違うんですよね。
コナンのネタバレは見てない人でも、先に知ってから見たいという人はいますから、相手に確認して、じゃあ教えるねみたいなときもあります。
でも、シン・エヴァはなにせ、一回みてきてよ。そうしないと話せないわ。。。みたいな。絶対見た人とじゃないと話しちゃいけないって感じがしました。

うーん。。。何の作品でこんな気持ちになったんだろう。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シックスセンス

私はシックスセンスという映画を見たときの感覚に似たものをシン・エヴァで感じました。
シックスセンスを見てない人は、一度見たらいいと思います。最後にまじか???あーそういうことか。。。だからああなるのか。。。みたいな感じになります。
なんかふわふわしたまま映画を見ていて、なんか変だなー???っていうのが最後の最後に明かされます。
シックスセンスは一本の映画でこれをやっていますが、エヴァはTV/旧劇場版~新劇場版序・破・Qとこの25年間の謎や想いを引きずったままこのシン・エヴァまで来ています。
庵野総監督もここまで引っ張るとは思っていませんでしたでしょうが、そうなってしまったんですw
25年間抱えていたものに一つの答えが出されていて、詰まり過ぎていて、一回みてきてよ。それから話そうぜ。見なきゃどうにも語れないわ。
という感じになるのです。
そうです。規模感は違うかもしれませんがシックスセンスで似た思いをしたことがあるのでした。

※私が言っているのはストーリーが似ているというのではなく、なんかネタバレしたらダメな気持ちの感覚が似ているということです。

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